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HERRSOMMER夏目
HERRSOMMER夏目
novelistID. 69501
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*三行詩抄: 問答歌 ・落穂選 *蝶の唄

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  けれども よくしたもの 彼女らには かないません ) 

    (*西崎くん、きみは横浜FT葉出身、淑やかで、無二の親友のKM.くんなどはきみと会って話したいと言っていたが--あら、知らなくってよ、わたし、でも、--でも、なに・・、--そんなこと、教えるものですか・・)

+ Wie jung, wie schnell, und wie fuchsig waren unsre Studentinnen !
Von ihr schien der großartige Professor
In seiner Übersetzungs-Klasse geblendet zu werden.

(* 若さと スピーディさと 抜け目のなさと)
   (*中里道子くんは湘N*出身、ちょっとお澄ましやさん、だが、少し気の強いところも・・それに彼女が学内の文芸同人誌KI尾井に興味があったとは、創作した話はいまだ耳にしたことはいないが、人にはGeheimnisvollなところが、必ずやあるものさ、・・そこが魅惑なのだ・・)

 + Ach! Auch noch Eins unter anderen:--
Natürlich ist das Talent auf dem fremd-sprachige Gebiete
Unbedingt sehr wichtig in seiner Text-Übersetzungs-Klasse.
  (* 対抗するには 語学的センスも 不可欠でして)
 + Und ach ! Jene ruhige Gesichter unsrer Studentinnen ,nachdem ihre
Aufgabe gut gemacht hatten; Gespannt ja, aber danach hatten sie auch
Gemüts-Ruhe und Freiheit freudevoll genossen.

(* やり遂げたあとの ほっとした表情;
緊張し そして解放感を味わっていたのです・・)
   (*普段はおとなしく見えた横溝くん、ふと何気なく、わたし学生運動に参加して後方で応援しているの、--へえ、わからぬものだ、そんな一面があったとは・・--すると彼女はそんな時、恥ずかし気に笑みを見せていたが、もう一つ意外だったのは、わたしも大学院に進学して、もう暫く別の学問に専念してみたいのよ、といっていたが、同じ研究学科でいち早くフィアンセを見つけたのは、意外なことがつづくと・・)

+ Streng,streng war er ,so streng er war,--
Aber er war dann und wann so gelinde, so milde gewesen, :
Das liegt mir jetzt noch an meinem Herzen gemütlich. )))
(* 厳しさの中に 時折り 見せた
        あの人懐かし気な 老教授の顔・・)
  (*数いる女の子たちのパワーに負けまいとしていた様子・・
   老人パワーの厳格さと若々しさ。。可笑しくも感じられ)

(*そんな中に、喫茶店に行くと必ずトマトジュースを注文していた愛媛出身の藤尾くん、いつもころころと笑みを絶やさず行動派の女の子だが、自動車クラブに入っているとは意外と思ったが、さもありなん・・。それに、きみ、大丈夫、なんて思いもしたが、四年の時、ごろごろとカルトッフェルンKaltoffelnの如く留年してきた五、六人の中のプレイボーイ的な男OKDと結婚すると聞いたときは吃驚。だが、その彼も、外見とは違って、通信社に入ってバリバリと働いていると知ると、彼女の為にもよかったかなどと・・>また、彼は文芸同人誌KI尾井にも関心を示し、愛妻家の一面も皆の面前で吐露して、同じクラッセの女の子を吃驚させるやら、そんな変わった一面も・・) 

 + An den alten Professor erinnere ich mich jetzt noch mehrmals,
Wenn dieses große Buch gesehen habe,-- Und dann habe ich
An sein Gesicht und Gestalt gemütlich gedacht.   -*-
(* そんな想い出の多い わが恩師 ( 五郎 宇田)
        分厚い書物を見ると ふと よみがえるのです..)
              (甦り=黄泉がえり)

*- >>--
 ・【落穂選】:三行詩抄 より;>-
 ・Looking up at the sky, from far away ,a tone of a flute,
A cloud passes, blue and clear, a peaceful area in broad daylight,
Trees stand in a row ,ranking with peaks.

(*  遠くより鳴り響く フルートの音色
    雲の たなびきて 白昼の安らぎのなか
     峰々に伍して屹立する樹木!.. )  ⑴

 ・And a turtle dove, staying in a tree,
I ask thee, Artest thou lonely there?
Artest thou alone thine ? ..
(* そして 樹木にとまりたる 山鳩よ
     なれは孤独なりしや ひとり侘しや ) ⑵

 ・I feign youth, raise a blue hat slightly overhead,
Lighted up quietly by light of a day, leaning forward from a window,
Comfortably I turn my face away with narrow eyes.  ⑶

 ・On the left cheek, you give your hand lightly,
And You, staring at the purple wisteria,
Thou, You !.    ⑷

・The fourth symphony, of Brahms, is very wonderful,
You are enraptured by it,
Being much devoted to it !
(* ブラームスの シンフォニー 第四番は
 すてきと 聞き惚れ ) ⑸