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HERRSOMMER夏目
HERRSOMMER夏目
novelistID. 69501
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*三行詩抄: 問答歌 ・落穂選 *蝶の唄

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  *そしてまた、「懺悔録」といえば、「告白」を書き残しているルソーRousseauがいる。彼は或る時は道に逸れ罪を犯し、だが一方、常に知性に溢れ充実した波瀾万丈の生涯を送り、読書は常に怠らず、「エミール」(孤児)や「社会契約論」を書き残し、また、自然に帰れ! Zurück zur Natur! という言葉からも思い出される書簡体の恋愛小説「新エロイーズ」Heloiseを上梓すると大ベストセラーとなった哲学者Rousseauである。
 
 Genug ! Genug ! Ich darf deiner dünnen Erklärung nicht zuhören ,
Als ich in dieser leidenden Lage gewesen bin , Das wäre aber anders,  Als ich wieder gesund und tapfer und wohl und hell sein würde.wie du !
*
 Dann also verstehe ich gut , verstehe ich gut!
Denn Leib und Seele müssen sicher zugleich gesund sein ,
Wenn man streng und stark in eben nur innersten Welt leben will.
  *
Darum bitte ich dich ,bitte ich dich,
Und warte nur noch einige Zeit,:--
Erst dann würde ich mich gewiß überwinden,
Und ein heller,gewandter ,und mutiger Mann geworden sein..
( Erst gedichtet und übersetzte,1995.1.14.von:M.Natsume, )

Ps./: 徳丸くんは今、北の外れ北海道は札幌に棲みついている。寒さに負けず、どころか、ますます元気旺盛に論文執筆に勤しんでいるようだ。寒いとはいえ、いまは温暖化のせいもあろうが、コシヒカリに負けず劣らず、ふっくらとして甘くおいしいユメピリカというコメの生産地にもなっている。何処にいても、棲み慣れれば住めば都となるであろう。徳丸くんはしばらく前までは母親の面倒見をしながら独身を貫いていた。長男もいるらしいのに、なかなか立派なものである。徳丸くん共々、ますます元気で充実した人生を過ごしていきたいものと・・・。carpe diem = :Geniess den Tag!
   (一日、一日を充実し、愉しんで生きよ!...)

     【桑子道之助氏の優雅な青春交遊・抄 より】

       *- ) )
・【三行詩抄】⑵ ;愛の比喩; 二隻のヨット>

  55. Two Yachts, drawn against the blue sky,
And a coastal line of the blue sea,
It is because you love the Poem of Mayer that you like this picture.
湾内の碧い海に 二隻のヨット
   この絵が 気に入るは マイヤーが詩篇のため

 56. Mayer wrote two Yachts, as an expression of love,
Yachts , like two Young,
 Love so much each other.
マイヤーは 二隻のヨットを 
   愛の比喩として描き  恋人のように
       *- 
59. やがて 岩陰に隠れし ヨット  なかなか 姿を見せず
 いつ出てくるかと 眼を据えし 老人

 *愛妻に先立たれたこの老人は、海辺の保養地に夏になると来ていた。昼間は馴染みのお手伝いに食事など身の回りのことを頼んで来てもらっていたが、朝は決まって濃い珈琲をいれてもらい、海を見渡せるバルコニーで、白いテーブルにはその日の新聞を広げてくつろいで過ごすのが日課となっているのである。だが老人は決して、新聞を手に取って読むことはしない。目の前に広がる碧い海に眺めいっているばかりなのである。
  と、11時を回ったころ、年配のお手伝いが、今日もお手紙が届きましたといって、テーブルに置いていった。老人には週に一度届けられるこれが待ち遠しく愉しみでならないのだが、果たして、何処から、誰からとどくのであろう
 * カーチャさまって、どなたなのでしょう?..と手紙が何通か届いたころ、テーブルに置くと、お手伝いがそれとなく聞いてきた。なに、知り合いの人からだがね、なかなか素敵な人なんぢゃよ。あら、それはうらやましいこと。これを手にして読んでいると、心がすっきりと愉しくなってくる、だから、待ち遠しくてね。それはようございますこと。だんなさまに、そんな素敵なお方がいらっしゃるなんて。でしたら、こちらの保養地にも偶には、お招きなさったらいかがでしょう、一度お目にかかりご挨拶したいですわ。まあ、そのうち、とでも言っておこうか。何しろ少し遠いところにおるでの。・・あら、こんなに交通の便利な時代に、もったいないではありませんか、お会いにならないなんて。わたしも是非、紹介してくださいませよ。
     *- 
・【ラーベ:W.Raabe.】:>-

25. A great German writer W.Raabe , Born in Braunschweig,
In 19. century , His face,covered with a white mustache,
Seemed to have been wounded by a sword wounds .
ブラウンシュヴァイク生まれの 文豪ラーベ:
    白い髭で被われた 顔(かんばせ)は
     刀傷で 切り刻まれたよう...

 26. Incidentally it occurs to me, Raabe wrote a lot of works;
So many chief characters could not adapt themselves
In their times after taking years.

 27. But take a look at his face ;
Oh !, His Eyes shine more and more brightly ,
And can not see decline in it.