火曜日の幻想譚 Ⅳ
375.息抜き
息抜きって難しい。
息抜きとして何かをやってると、ついつい本気になってしまう。では、どうするかというと、仕方がないので息抜きの息抜きを始める。そうなると当然、その息抜きの息抜きにも本気になってしまうので、息抜きの息抜きの息抜きをおっぱじめてしまう。そうすると(ry
いつまでたっても、この入れ子構造から抜け出せない。おかげで、本当の意味で息を抜いたことがない。思わず本業を忘れてしまうくらいだ。
生命活動を停止できれば、本当に息が抜けるだろうか。でも、その頃は呼吸をしてないので、息なんか抜けないか。