冬の思川
笑顔と優しさの中に
子供たちに優しさを
介護の仕事では笑顔と
そして、僕にも優しさと笑顔で接してくれた
本当の君は
ぼくには違うことを求めていたのだろうと今日になって気づいたような気がする
君は男の肌の上に
今まで我慢していた涙を
川のように流したかったのだろう
君は男の肌にそのことを
知ってもらいたかったのかもしれない
君と会う日が迫っている
僕は君と合ううことをためらう
ぼくはためらう
君の父親のように
君を抱きしめたい気持ちもあるが
その時の
僕の感情はきっと
僕の感情になっていると思うからだ