冬の思川
枯れ草が乱れ
広い川幅の中を
小川のように流れる水が
君の言葉のように少ない
風が痛いほど冷たい
ぼくが「思川を観たい」
と言うと
まだ会うのは2度目なのに
車を走らせてくれた君
ぼくは君の横顔を見る
優しさを感じて
ぼくたちは会うことは許されないのかもしれないと
たぶん
君も感じているのだろう
だから
言葉を探しているんだね
僕は違う
君を元気にしたい
だから取り留めないような話題を口にする
君のこころのなかを
少しだけ覗いてしまったからね
「さぁご飯を食べて元気になろう」
こころの中で君に言う
広い川幅の中を
小川のように流れる水が
君の言葉のように少ない
風が痛いほど冷たい
ぼくが「思川を観たい」
と言うと
まだ会うのは2度目なのに
車を走らせてくれた君
ぼくは君の横顔を見る
優しさを感じて
ぼくたちは会うことは許されないのかもしれないと
たぶん
君も感じているのだろう
だから
言葉を探しているんだね
僕は違う
君を元気にしたい
だから取り留めないような話題を口にする
君のこころのなかを
少しだけ覗いてしまったからね
「さぁご飯を食べて元気になろう」
こころの中で君に言う