左端から見れば全部右寄り Part.7
・『ととのう』:サウナを効果的に利用して心身ともにリラックスした状態のことだそうです、サウナって流行ってたんですか? 私は謎かけのことかと思いました。
・『路上飲み』:飲食店が要請によって酒類を提供できなかった頃、それでも仲間内で集まって飲みたい向きが路上で酒盛りを始めること、そう言えば種類を扱っているコンビニの入り口付近には駐車場で飲食しないでください、みたいな注意書きが張られてますね。 確かに路上なら換気は良いですけどね……。
以上になります。
なんか、『これ』と言った流行語があんまりないですね。
個人的に『そうそう! それよく聞いた!』と思えるのは大谷選手関連の二つくらいで……。
私が毎年これを取り上げるのは、保守派から見て、選考委員が左寄りで固められているからなんです、ちなみに今年の選考委員はと言えば……。
姜尚中氏、金田一秀穂氏、辛酸なめ子氏、俵万智氏、室井滋氏、やくみつる氏、そして「現代用語の基礎知識」編集長の大塚陽子氏の七名、誰とは申しませんが、約二名は思い切り左寄り、更に二名が左寄りシンパ、残り三名の方は良く知りませんが、過半数は左派ですね。
過去には『保育園落ちた、日本死ね』だの『ダメよ~、ダメダメ』が『集団的自衛権』とセットで選ばれたりと、なかなかやらかしてくれてます。
もっとも、大賞には毎年割と当り障りのない所を選んではいますけどね。
ちなみに去年の大賞は『3密』でしたが、今やだれも使ってませんね、それも不思議はないです、別名『選ばれた途端に誰も使わなくなる流行語大賞』だと思ってますのでw
で、今年はと言えば『なんだか腰が引けてるなぁ』と言う印象です、全く知らない言葉も多く選ばれてます、一言コメントに『~だそうです』とあるのは知らなかった言葉です。
日本に否定的な意味合いで選ばれたと思われる物もあまり見当たりませんね、スポンサーから『穏便に』とでも言われたんでしょうか。
それと、オリンピックから数多く選ばれてますが、あまり見ていなかったのでほとんど知りませんでした。
武漢ウィルスで停滞気味だった一年を象徴してか、はっきり流行語と言えるようなものはほとんどなかったかも……そもそも若者のTV離れ、マスコミ離れも進んでいますので、一昔前に比べれば流行語は生まれにくいのかもしれません。
TOP30の中で敢えて左寄りかな、と思われるのは。
・『イカゲーム』:韓国のドラマや歌手を取り上げないといけない決まりでもあるんですかね? それとも私が興味ないだけで流行ってるんですか?
・『ジェンダー平等』:どうしてこれが今年の流行語なの? ずっと言い続けている向きもあるでしょうに。
・『副反応』:この話題を取り上げるならストレートに『ワクチン』で良いでしょう? 野党やマスコミは政府の対策を『失敗』と位置付けたいようですが、日本の接種率はかなり高いですし、第五波はほぼ押さえ込めてます。
世界的に見れば日本は武漢ウィルス対策の模範生ですよ、それでも政府の対策にケチを付けたいならこれくらいしかないんでしょうね。
・『変異株』:まあ、これはよく聴いた言葉ではありますね、ただ、野党やマスコミは武漢肺炎の終息を望んでいないのでは? と訝っています、未知のウィルスによるものですから対応策は手探り、政府の対応が裏目に出れば糾弾できますからね、明解な効果が見られなかっただけでもつつくんですから。
『自宅療養』にも同じ匂いがします。
『路上飲み』や『黙食/マスク会食』からも少し匂いますが、まあ、気のせいと言うことにしておきましょう。
武漢肺炎絡みなら『無観客』が流行語の資格有りと思うんですが如何でしょう? オリンピックも無観客でしたし、野球や相撲も春先は無観客でした。
イギリスなんかまだ毎日4万人感染しているのにサッカーで騒いでますし、大リーグ中継を見ても満員の観客がほぼマスクなしで騒いでますよね。
一方、日本ではまだどの競技も観客数制限付きですし、マスクかけていない観客なんか見当たりません、相撲を見ていても歓声は自粛で拍手だけ、弓取り式でも『よいしょ~!』のかけ声はかかりません、欧米とは予防意識が桁違いですね、だから感染数も桁違いに少ないんですよ。
一方で『どうしてこの話題からなにも選ばれてないの?』と言う話題もありますよね。
ノミネートが発表されるのは11月上旬ですから、昨年の11,12月の出来事は対象となるんじゃないかと思うのですが、アメリカ大統領選挙は避けられている感があります。
私的には『バイデン・ジャンプ』や『ドミニオン(表集計機器)』辺りは選びたいところです、「ある時間帯、トランプ票はゼロでバイデン票ばかり数万カウントされた」とか「投票数が有権者数を超えていた」なんてことはあり得ませんからね。
LGBT関連からも選ばれていません、アメリカのパスポートの性別欄にM・Fの他にXが加えられた、とか、オリンピックに性転換した選手の出場が認められたなんて出来事があったんですがねぇ。
それと、BLM関連も選ばれてません、まあ、日本で起きた出来事ではなかったですけど大きな話題にはなりましたよね。
まんま『LGBT』『BLM』がTOP30に入っても、実際に話題になったことですから別に左寄りの選考だとも思わないんですが……。
それと『ロン毛』や『ロイヤルパワー』辺りは「間に合わなかった」とでも? いやぁ、意図的に回避したような気がしますね。
今年は総理が交代し、衆院選挙が行われた年でもありましたが、そこから何もノミネートしていないのは何故なんでしょう? 選挙関係では維新の会の躍進が話題ですが、まあ、現存する政党名を流行語に認定はできないでしょうから仕方がないか……総裁選の結果、党内で冷や飯を食うことになった三人を『小石河連合』と呼んだのは秀逸だったと思うんですけどね。
TBSの選挙特番もMCのせいで炎上してますね、そう『ご愁傷様』発言です。
Youtubeで見ましたが、傲慢でしたねぇ、MC云々以前に人としてあり得ない態度ですね、彼はもう芸人としても『ご愁傷様』と言われる日が近いのでは?
結局、政治関連では何と言っても『立憲共産党』が言い得て妙と言うか、秀逸だったと思いますけどね、現に存在する党名じゃありませんし……あれ? どうだったっけ?www。
今年は中国の話題も豊富でしたよ。
何度も何度も聞かされた言葉は『領海侵入』ですね、王毅外相の、尖閣は中国のものだと言わんばかりの発言もありましたし、その際の茂木外相の困ったような薄ら笑いは情けなかったです、あの人が幹事長で大丈夫なんでしょうかね。
『ジェノサイド』や『言論弾圧』も随分と耳にしたように思いますけど……。
この辺りはスポンサーが中国で事業展開しているのと関連あるでしょうね、でも、それだったら流行語大賞のスポンサーになっちゃダメでしょう。
今年のノミネートを見ると、どうやら日本を貶めようとする『攻め』の流行語大賞から、触れたくないところを避ける『逃げ』の流行語大賞に舵を切ったのかな? と思えるラインアップでした。
で、私的にTOP10を挙げるとすれば。
作品名:左端から見れば全部右寄り Part.7 作家名:ST