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国会ぎいんの みなさん え


 
アフェリエイト:スタンレーの魔女
 
このマンガは試し読み可能だ。上のリンクで〈楽天コボ〉のページに行き、〈試し読み〉のボタンを押すとマンガの冒頭数ページを無料で読むことができる。下に見せる、
 
画像:楽天コボ『スタンレーの魔女』扉絵ページ
 
この画はそれに含まれる。てわけで、こいつをここに出しても著作権侵害には当たらないと言えるだろう。上の隅にある〈購入する〉の赤いボタンを押せば続きを買って読むことができるが、おれの場合はこの通り、『ザ・コクピット』文庫版の第一巻を持っていて、『スタンレーの魔女』はこれに収録されているのであらためて買う理由がない。
 
   *
 
無念の涙をのんでひきかえす私が、ふとふりかえった時………
山が笑っていた!!
 
アフェリエイト:スタンレーの魔女
  
とあり、次のページに(無料なので試し読みください)、
 
   *
 
さながら魔女のように、ひややかに無力な人間の敗北を、あざ笑っていたのだ………
私の名はファントム=F=ハーロック……私は、スタンレーの魔女に敗れた男だ………………
 
アフェリエイト:スタンレーの魔女
 
とある。あるけどしかし、これは、
 
   ※個人の感想です
 
と言うべきだろう。正確には初代ハーロックという人間が己の心理を山肌に投影し、うんぬんかんぬんのどうのこうのをなんとやらしてかんとやらしたものと専門の用語で言うべきだろうが、山は笑わない。ウイルスが人に悪意をもたず、戦略のもとに人の大量殺戮を図ることなどない、だから決して第2波など来ないので「来る」と言ってるやつは変な思い込みをしてるだけなのと同じに山は人間をあざ笑ったりしない。
 
それは人間が蚊をあざ笑ったりしないのと同じだ。網戸の向こうの蚊に向かって、「フフフ、入って来れまい」と笑うことが人の場合にまったくないかと言えばそうでもないかもしれんが、たぶんその人も、本気で蚊に勝ち誇り、無力な虫の敗北をあざ笑っているわけではないだろう。おれが地球で、この、
 
アフェリエイト:ソラリス
 
という本に描かれるもののように意志を持つ惑星、つまり〈ガイア〉とか呼ばれるものであったとしたら、人間という生き物なんか、それだけを殺すウイルスでも作ってバラまき、根絶やしにしてやりたく思うところかもしれない。人間は殖え過ぎた。そしてロクなことをしない。環境を破壊して、他の生物を脅かす。地球という星にとっては癌以外の何物でもない。
 
にもかかわらず身の程を知らず、地球が自分達のものだと考えている。特に日本人。〈八紘一宇〉、つまり皇居を中心として星の半分、太平洋の全部と西はトルコの真ん中からこっちはすべて天皇陛下のものだという考えを〈裏っ側〉のやつらに認めさせるのだ、なんて考え持ってる輩が国を牛耳っていて、その考えで戦争をやって敗けて75年になるというのに決してあきらめることがない。それほどまでに愚かな者らはだから日本人だけを殺すウイルスを作ってターミネートするべきじゃないのか。
 
画像:『ヤマト』エンドクレジット・企画構成西崎義展
 
などと思うところかもしれない。そしてその〈裏っ側〉も、アングロサクソンというものに牛耳られる世界だが、この連中もひとり残らず始末した方がいいかもしれない。
 
なんてなことを〈ガイア〉が考え、本当にやったら、この、
 
アフェリエイト:虐殺器官
 
という本みたいな話になるのだろうけれど、しかしやったら新谷かおるの『エリパチ』で主人公の風間真が、
 
   *
 
「アスランは…まだましだったんだな……」
 
アフェリエイト:エリア88第9巻
 
と言うようになってしまう。世の中は単純なものじゃないのだ――なんて話を、
 
ヤマト航海日誌
https://novelist.jp/71614.html
 
こっちのおれがやっているもうひとつのブログに書いたことがあったが、だから『虐殺器官』の結末も「いや、それは」と言うしかない。人類社会は魑魅魍魎が跋扈する世界という名の混沌なのだ。貧困層が貧困にあえいでるのに野良猫みたいにやたらと子供を産み落とすのが結局いちばん悪いのだから、殺すより女を不妊にするウイルスでも作って捲いて総人口が百人くらいになるまで減らして完全に混血化させてやるのがいちばんの解決策なんじゃないかな。
 
うん、それでいこう。おれがガイアなら――と、既に何を書いてるか自分でわからなくなってきたが、スタンレーの魔女が笑っていたというのはハーロックという男の勝手な思い込みという話である。〈ジャヤ〉という山にもしも心があれば、自分に挑んでくる男を「頑張れ」と思いながらに眺めていたかもしれんじゃないか。力及ばず引き返していくのを哀しみの眼で見送っていたかもしれんのではないだろうか、本当は。なのに親の心子知らずと言うか、山の心人知らずなハーロックが勝手に冷たい魔女呼ばわりをしていたのかもしれない。中世に魔女狩りをした者達が、民衆の中から魔女にする者を適当に選んで火にかけていたように。
 
それによって人心を恐怖で支配していたようにだ。感染が拡大すれば第2・3波が来ると人は言う。だから検査で感染者を見つけて働けないように、外に出ることもできないようにせねばならないと人は言う。言うけど「感染が拡大すれば第2・3波が来る」と言うのは何を根拠にそう言うのか。
 
第2・3波とはどんなもので来たら何がどうなると言うのか。
 
その説明はないけれども、仮にそれが来るものとして、東京都民1300万のうち千人くらいを適当に選んで鼻の穴に綿棒突っ込むことが最終的解決策なのか。うち一割の百人が感染者だと確認されたものとして、その百人を差別するのが最終的解決策だと言うのか。政治家はそう言うし、マスコミもそう言っている。だが、一割がそうならば、残り1299万9000人の中に129万9900人の確認されてない感染者がいる計算にならないのか。
 
「なりません。なぜならそういう計算を池上彰がしてないし、国会や東京都議会で持ち出す議員もいませんし、テレビのニュースでそんなこと言った専門家はひとりもいない。専門家が言わないことをどうしてアナタにわかると言うのか。言うのがアナタひとりというのは、アナタの頭がおかしくて、その計算が間違ってるということなのです。だから街で適当な人間を一日何千人か捕まえ、鼻の穴に綿棒突っ込むことが正しい。特に芸能人やスポーツ選手に対しては、毎日全員にやるのが正しい。〈陽性〉と出た人間に、『お前が外出するたびにお年寄りが百万人死ぬんだ。いや、千万も一億も死ぬんだ。なのに出ようと言うのか、人殺しめ、人殺しめ!』と指差し叫び立てるのが正しい。『ここに感染者として確認されたやつがいるぞ! 外を出歩いていやがるぞ!』と呼び立てるのが正しい。志村けんの仇だ。お上(かみ)のやることに間違いあるわけないでしょう。だから感染者というのは、確認された累計だけが全部なのです」
 
とあなたは言うだろう。日々のニュースでまるでこのおっさんの、
 
画像:四方修(地元の警察が動くような犯罪捜査力を)
 
作品名:端数報告3 作家名:島田信之