端数報告2
と、おれが、おれの頭で考えるとそうなる。もちろん、ウイルスは人の考えが通じるものではないからおれの考えが通じるものではないのだけれど池上彰はウイルスは人の考えが通じるものではないけれども観点という言葉が通じると考える。コロナは意志持つウイルスで、再猛毒化の戦略を持つが、それを倒せるのは観点だ。
我々には観点がある。まだ観点があるじゃないか。観点だけがウイルスに向かえる最後の武器なのだ。天よ神風吹かせ給え。我に観点を与え給え。この人類存亡の危機に、言葉の力による勝利を我にもたらし給え。
ワタシはジャーナリストです。ペンは剣よりも強し。だから観点はウイルスより強し。
と。なんでウイルスに観点という言葉が通じると思うのかおれにはまったくわかんねえんだけどなあ。まあおっさんに言っても無駄かな。
とにかく、おれの頭で絶対の確信を持って予言しましょう。第2波は来ません。明らかに、それはそもそもがバズワードです。明確な定義や合意がなく、それが指すべき実体もないのにあるかのように錯覚されて広まってしまう言葉をそう呼ぶそうですが、〈コロナの第2波〉なんていうのは明らかにそれだ。幻だ。池上彰の妄想に過ぎない。
〈エホバの証人〉のチャールズ・ラッセルというやつが「来る」と唱えたものと同じだ。来ない。そんなもの来るわけがない。
墨須夫妻
https://books.rakuten.co.jp/rk/ed87e24bdcf934bfa0624d3f4e344d99/?l-id=item-c-seriesitem
この小説を書いたおれには最初からそれがハッキリ見えてる。それに、今は中断してる『ヤマト』のリメイク小説とね。おれはこいつで森雪を〈エホバの証人〉をモデルとする宗教の信者の家に生まれた娘として書いた。それからインテリジェンス・デザインについての話なんかも書いた。
ゴルディオンの結び目
http://2.novelist.jp/73396.html
インテリジェンス・デザインなんてカケラも信じてないんだけどね。どういうものか知りたい人は、上のリンクを押して目次を探してください。