第三話 くらしの中で
その三
余計なことを書いていたので本題に入るのが遅くなったが、実はコロナのワクチン接種をした方は今の所お爺さんとお婆さんの類がほとんど。そろそろ若い人も順次可能になってきている。
というわけで私も先日二回目のワクチンを打ってほっとしているところです。後遺の症状はほとんどなく、注射を打った箇所が少し熱を持っていたのがもうほとんど収まりかけている。不自由なことは何もなく一日三食のご飯を作ってのんびり静養している毎日だ。
これで我が県近辺のほとんどの人がワクチンを打てば、少し遠い街へ電車に乗って出かけ道後温泉に入ったりデパートで買い物をしたりできるかなとか、フェリーに乗って別府に渡れるかなとかうっすらと希望が湧いてきた。
次女の住む神戸はまだ感染者が多いので行かないほうが良いだろう。
作品名:第三話 くらしの中で 作家名:笹峰霧子