小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

おーまいごっど【完結版】

INDEX|20ページ/27ページ|

次のページ前のページ
 

「朝ごはんの残りだけど、こんなものしかないけど、これからもちゃんとお供えもするから」
「ニャにゃにゅ・・・(許す・・・)」
即、お皿に手を伸ばすマリちゃん。
「へ? それだけで?」
セコビッチは拍子抜け、神様は笑顔で大きく頷いた。
「食い物の恨みは大きいのです。ではマリちゃん、怨念は晴れましたかな?」
「にゃにゃ、ニャーにゃにゃニュにゃにゅ(まだ、もう一つある)」
セニョールは、泣きそうな顔をして近付いた。マリちゃんは口をむしゃむしゃモグモグしながら、セニョールに顔を近付けて、
「ニャンにゃ・・・(おいら、マリちゃんて名前付けられたけど、オスだからニャーーー・・・・」
そう言い残すと、空に舞い上がり消えて行った。
「マリちゃん! それはお母さんに言って・・・・・・」

「ほーほほほほほ。無事、悪霊は退散いたしました」