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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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EMIRI 5 たっぷり時間はあったのに

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みのりは、「はぁ」と小さくため息をついた。電話を切った後、恵美莉は申し訳なさそうに、
「明日ね、参加予定の奈美の同僚が、もうなんか先に予定入れちゃってて」
「ほら、どうせこっちが忘れてたから、別の予定入れたってことでしょ」
「そうじゃない、こともないか。でも土曜の晩なら空いてるから、明後日に合コンできるか、相手にすぐ確認してくれるって。どう?」
「お? 明後日? いい、いい、いい!」
少し笑顔になるみのり。
「じゃ、結果待ちで」
「でも恵美莉、土曜の晩は予定ないの?」
みのりは少しすねた表情で聞いた。
「あたしは、どうせ春樹はプラモ作ってるだろうから、なんだっていいのよ」
恵美莉も同じく、すねた表情になった。
 後に奈美からLINEで土曜の晩の予定が送られて来た。

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