小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

左端から見れば全部右寄り Part-5

INDEX|8ページ/12ページ|

次のページ前のページ
 

6.大統領選挙 その後2



 私もむやみに陰謀論を振り回すのは嫌いです……が。
 
 想像してみてください。

 とある独裁国家が、他国の大統領選に介入した可能性があると言うことを。
 その手法として、票の集計システムが遠隔操作された可能性があることを。
 勝たせたい候補に印をつけた投票用紙が大量に運び込まれていた可能性があることを。
 そして、勝たせたい候補が所属する政党は、それを知りながら加担していたかも知れないと言うことを。
 投票数が有権者数を上回ると言う、明らかに不自然な点があったことがどうして問題にされないのかと言うことを。
 大統領選の当選者を認定すべき下院選(ジョージア州補欠選挙)で、共和党候補の票が減る、と言うあからさまな不正がなぜ見過ごされるのかと言うことを。
 それらの証拠を議会に提出しようとした下院議会で、正にその瞬間に現職大統領の支持者の一部が暴徒と化して議場に乱入するよう、警察まで抱き込んで工作した可能性があることを。
 選挙戦の最中に、負けさせたい現職大統領が不利になるよう暴動を扇動した可能性があることを。
 そして、それらをまともに報道せず、現職を貶めることに躍起になるマスコミは、自らのイデオロギーに沿って都合の良いことのみ報道し、不都合な事実は隠蔽していなかったのかと言うことを。
 そもそも、マスコミも独裁国家に抱き込まれていなかったのだろうかと言うことを。
 現職大統領のツイッターが停止され消去されました、これは事実です、表向きは現職大統領が暴動を扇動したからとされていますが、口を封じられたとは言えないでしょうか?

 それらの操作で当選を勝ち得たとしたら、その候補者は今後その独裁国家に対して厳しい姿勢を取れるのでしょうか?

『あり得ない』と感じたとしても、その可能性に考えを巡らせてみて下さい。

 私たち日本人は75年にわたって戦争や内戦を経験していません、生まれる前から、あるいは物心ついたころには既に平和な民主主義国家に暮らしてきました。
 ですが、その間に世界には戦争がなかったでしょうか?
 世界中の国々全てが民主主義にのっとり、国家間の問題は全て外交的に解決されてきましたか? 

 一党独裁の政治体制を持つ大国は存在します、一党独裁体制とはトップに座るものの独裁体制とほぼ同義です。
 独裁者は、対立する国家のリーダーを決める重要な選挙を好機と捉えないと言えるでしょうか?
 マスコミを抱き込み、左翼団体を使って暴動を煽り、票を操作して不都合な候補の当選を阻止しようとする可能性はないと言えるでしょうか?
『そんなことが上手く行くはずがない』と言えるでしょうか?
 独裁国家では政権が、そのトップである独裁者が『絶対』です、あからさまな不正も弾圧も独裁者が口をつぐみさえすればなかったことにされてしまうのです、それが彼らにとっての真実です。

 もし、このまま新政権に移行したら……。
 力のバランスが崩れて、世界は大きな波に飲み込まれて行くかもしれませんよ。