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※この作品は、作者が書き始めた中、長編の、ちょうど百作品目となります。映像クリエイトを目指して大学に入学した里穂は、そこで脚本を書こうと思い、監督志願である佐川と知り合った。彼とドッペルゲンガーやカプグラ症候群の話をしたが、二人は大学でのもう一人の知り合いを共通で意識しているようだった。その相手高田は被害妄想に見えたが、話をしてみると、結構いろいろな発想を持っていた。その発想が高田と佐川の中に別の発想を思い浮かべ、その思いを高田に看破されてしまったことで、大団円を迎える。心理学と性癖、さらには超常現象を結び付けた作品です。