ヤクザ、VRゲームにハマる!
だけど、そういう姑息な争いは法整備があるからこそできる。今はヤクザの全体数が少なくなってきて、姑息な争いが必ずしも、されるわけではなく。面倒だから警察に通報せずにスルーされてしまうケースがある。その隙に暴力で支配された会社は悲惨である。特に上場してない中小企業は、監視の目がいかない。どんなに真摯に経営努力してても、ヤクザの気まぐれで、いつでも崩壊するリスクを抱えてる。まともなヤクザが程度居てくれる分には監視の目が届きやすくなって、やばい暴力団を排除できるのだが……
戦後は法律が甘くて、その頃の創業社一族は、ヤクザが脅しを掛けやすくて、家族もろとも人質にとれるから、ヤクザは儲けを独占できてた。
広島と長崎は原爆の被害で治安も悪かったから、ヤクザの勢力はどんどん拡大していったし、
平井組も元を辿ればそこから派生してきたといわれてる。
闇の業界は証拠を消すから、歴史に記録がの残らないから、派生したかはどうかは確証はない。
------------------------- 第13部分開始 -------------------------
【サブタイトル】
キャバ嬢とVRで待ち合わせしてたの忘れてた
【本文】
会長はマジでヤバイ奴らと比較したら、グレーゾーンとブラックの中間だ。人は殺さないし、暴力も程々。だけど、子孫に命をつなげてるあたりは、人としてはブラックだと思う。
ナギの親父さんだって会長の意向には歯向かえないだろうから、人としてはブラックなんだろう。
寺井はあれこれ考え過ぎてしまった、眠たくなってくる。ナギはコタツで寝ているが……風邪を引かせたら会長に怒られる。怒られたらナギともうゲームできなくなる……
しまった。寝たらいかん
キャバ嬢とVRで待ち合わせしてたの忘れてた
ログインするとオンラインメッセージが届いていた。
内容は
「寺井さんたいへん、すぐに来てください」
キャバ嬢からの連絡だ。VR内での宣伝活動で何かトラブルがあったようだ。
寺井は
テレポートで現場に向かった
------------------------- 第14部分開始 -------------------------
【サブタイトル】
キャバクラ女への注意勧告とレクチャー開始
【本文】
じゃあ、まず、寺井が助けに駆けつけてきた設定ね
「なにがあった?」
見てみると、客を巡っての同業者争いだった。相手も数人である。ヤクザかどうかは話を聞いてみないと解らない
a「この姉ちゃん、ここでバイアグラの宣伝してるけど、そんなんしてええんか? 通報するで?」通訳=客との間で覚醒剤であることは説明してある。バイアグラに見せかけてた覚醒剤だから、逮捕されてもバイアグラだと言いはれば、減刑されるので
s「そやそや、舐めた真似してると警察の檻の中でカマを掘られるで」作者通訳=警察の中の檻は、犯人を複数入れられるから、同居人が同性愛だと、レイプされるリスクがある。
q「俺なんかもう、3人はやったで」通訳=檻の中で、レイプしたらしい。性病大丈夫かい?
s「俺らは合法的なヤクを売ってるさかい、なんら恥じることない」通訳=使って、みないと、そもそも合法的かどうか解らない。非合法だからこんなとこでやってる。
a「悪いことは言わんから客譲って。譲ってくれたら、通報せんし、次の客あげるわ。お客さんも、いつまでも待たせとったら、迷惑やし、なあ、あんたもそう思わへんか?」
何でも好きなことが言える。ネットだし
怖くないから、ね?
相手は一方的に縄張りを主張してくる。言葉の内容は、関係ない。引き下がからずに、迫ってくる限り
こういうケースは関わらないのが正解で
まず
客の意見を聞いていく
「どうですか、お客さんは、どっちと取引したいですか?」
答えられる訳が無い。どちっちの顔をたてても、どっちかの面子は保てない。回答したら面倒ごとになるのだから。
嫌な決断をするように迫って迫って攻める寺井
「お客さんは、どっちの言い分を信じらますか?」「警察に通報するとしたら、この人たちと、この女の人どっがいい?」
迫って迫って攻める
「合法的薬が欲しい訳じゃないよね? 非合法だからこそ、気持ちいいんだから。それ欲しいよね?』
「檻の中は、警察が24時間体制で監視してるから、安全だよ。、俺も入ったことあるけどさ、被疑者は刑が確定してないから、犯罪者扱いされないんだ。食事も上げ膳据え膳で、漫画だってレンタルできる」
「もし覚醒剤がバイアグラに入ってたとしても、さ、そうでもしないと、一生使う機会ないかもよ?』
と、
そのあとで
「相手は一方的に自己主張するけど、ゲームだから断っても怖くないよ?」
と耳打ちして、そしたら、だいたい解決するよ? 多くはその場で取引成立しないで、後日考えるからって言って逃げる、運が良ければそのうち連絡してくる。同業者にも連絡いくかもしれないけど
無理やりヤクをやらせると、客の方から逃げるから、あまり押し過ぎてもいけない。麻薬捜査官が囮してたら困るので、実際の現場(ここに)、寺井がくることはありえない。科学捜査ですぐに寺井の発信源が割れて。住所バレてしまう。、だから寺井が、助けに来ることは絶対ない。
相手がヤクザかどうかは、分からなかった。というか知る必要がないと思う
本当は、縄張りがどうとかより、覚醒剤なんて売っちゃいかんのよ。
生きるため仕方ないからやってるだけで、
使って楽しいのは最初だけ、後は地獄だよ?
どう? 宣伝活動するときに起こる実例述べてみたけど、分かった?
じゃあ、モンスター狩りをして遊びますか
------------------------- 第15部分開始 -------------------------
【サブタイトル】
キャバ嬢の回想
【本文】
どうしてこんなことになったのか、
警察が囮捜査してて、お客さんの中にもし警察が紛れ込んでたら、私は捕まるしかないなんて……
「君が捕まって吐いたら、組の命も終わったも同然だ。だから、捕まる前に必ず奪還する」
私をどう奪還してくれるのかさっぱりわからなかったから、聞いてみたら
「24時間GPSで監視してあるから、もし警察署に君がいたら、マシンガンで助けにいく」
本当かな? むしろ、捕まりそうになったら、遠方から狙撃して私のこと口封じするんじゃないの?
どっちにしても、ヤクザの言いなりになるしかない。それに私だって麻薬やり続けたいし……
私が麻薬に手を出したのはずっと昔、高校生の頃だ。その頃からずっと依存してて、気持ちいいけど、稼いだお金が泡みたいに麻薬で消えてて、それが虚しくて、
そんな日々に、突如として、VRゲームが発売されて、凄く面白くて、つい覚醒剤の事なんて忘れてしまう日々で、貯金も貯まるろうになって、職場恋愛もうまくいってて、
でも、家に隠して忘れたままになってた覚醒剤が彼にバレて。彼は私を通報なんてしなかったけど、彼はうっかり家族に私のこと話したみたいで……
家族の方から通報されて、檻の中に入って
彼が家族に相談したくなる気持ちも
作品名:ヤクザ、VRゲームにハマる! 作家名:西中