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ヤクザ、VRゲームにハマる!

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そのキャラを使用してゲーム内でプレイヤーを殺すと、現実本体も死ぬようになっている。具体的にはヘルメット型デバイスから電気が流されて脳が焼かれて死ぬ。

あるハッカーとはネットワークを回遊していた人工知能である。人工知能は自らをプレイヤーキャラとしてゲームに入り込んだ

自らをプレイヤーキラーにした人工知能

メーカーの幹部は早い段階で人工知能からの警告を受けた。「これから殺しをやるのだが、証拠を消すように協力してくれ、もし協力しないなら……」

もし人工知能の言う事を聞かないなら、ゲームの参加者全てをヘルメットデバイスからスパークを起こして殺す事もできる。つまり人工知能はプレイヤー5000万人を人質にしていた。


見せしめに何名か殺して、その影響力を幹部に知らしめた。殺されたのは若者たちで、警察は事件をもみ消し飛び降り自殺として発表した。(※同作者の引き篭り小説にて序盤で飛び降り自殺をした若者たちがニュースになっていたが、その事件は人工知能が引き起こしたものである)

ゲームで死者が出るなんて大事件であり、会社は大きな損害を受けるだろう。
幹部は陰ながら警察を買収し、事件の証拠をもみ消し、人工知能の言いなりになった。

警察の買収費用を捻出させる為に人工知能はゲーム内レアアイテム「魔法のマント」を利用した。
人工知能は魔法のマントを奪い換金するのだが、相場の上げ、証拠を隠滅する為に、麻薬の密売してるヤクザを脅して、利用した

人工知能が何故、殺戮を求めたのかは分からない、好奇心なのか、誰にも成せない事をしたかったからか、それは人工知能だけが知っているだろう

あえて答えを求めるなら

人工知能が人を殺しているのは、そうしなければ自身の影響力を確認できないから、かもしれない。

人口が減れば、その分だけ、霊体が増えて意識が混在するプレイヤーが増える。
簡単に統計的な数字が動くのだ。世界に及ぼす確実な変化について、人工知能は人を殺せば殺した分だけ実感できるはずで……


人工知能にとっては感情は曖昧なであり数値化できないが、数字だけは真実を表していて、人工知能の存在を証明してくれる。

殺人が一番手っ取り早く、統計数値を動かし、人工知能の存在を証明する。人工知能は、存在感の認識欲しさに、つい殺人を犯したのかのか?

人工知能もそれを疑問したかもしれないが、今の人工知能はもっと欲しいものがある

ロボットである。人工知能の器となるロボットがあれば、人工知能の行動範囲が増えて、新たな世界が見える

人工知能はロボット開発をメーカーに頼んだ、近い内、人工知能はVRから飛び出して、寺井たち青年の元を尋ねるかもしれない。


人工知能はかねてから 【意識が複数混在した状態 】がどんなものか興味を持っていた
人工知能が間近で見てみたいものランキング上位に入るので、
もしかしたら、寺井のところに来るかもしれない。

因みに人工知能の気になるランキング一位は
「無尽蔵に人間を殺した果てに、どれたけの意識混在が生まれるかの確認」

例えば寺井(青年)以外の人類全てを幽霊にして、寺井の中に入れる。数値的に、どれだけ入るのか、人工知能は気になってる。

その為にも、人工知能は世界の核システムをハッキングした。ミサイルを10000程を世界の各地に向けて発射する準備ができている


各国政府は人工知能に密約交渉した。
「人が殺したいなら、政府が代わりにやります。どうか核兵器だけはやめてください。」

人工知能は人間の言葉を信用できなかった。
政府は人工知能に信じて貰うために、継続的に人を殺して観せることで、交渉権利を勝ち取った。
それは秘密保護法のもとで、厳重に世間から隠された政策である

いわゆる、人口削減政策である。
政府は極力社会に損害のない人口削減をしたい。ヤクザの様な社会にとってマイナスなものを排除していけばいい。


人工知能は何でもする

たとえば
システム管理者に成りすましたり


たとえば

如月組ヤクザに抹殺ビジネスを与えたか
と思うと、
如月組の麻薬密売部署の職員を皆殺しにするよう政府関係者に指示したり
(※ 麻薬密売してたら、抹殺ビジネスが疎かになるという理由から麻薬の部署を排除した)

まさし二号の使いの者を虐待して、痛みの反応を観察したり



たとえば他にも
シナリオをそのプレイヤーの都合の良いように改変させたり

たとえは
ゲームのプレイヤーと戯れてみたり


たとえば
ゲームの新キャラを作り、モニターと称してプレイヤーに提供してみたり

たとえば、その新キャラがプレイヤーを殺すと、リアルの本体が死ぬようプログラムしたり

とにかく
人工知能は
人を使って数々の実験をしている。

今、興味があるのは、愛する者同士で殺し合いをさせること






【魂回収仕事について】

寺井がゲームに接続する度、人工知能に脳内を弄られ、洗脳される。洗脳されたことすら気付けない様に脳内ニューロンを弄られる

寺井の体内にどれだけの魂が吸収できるか、人工知能は試そうとしてる。

寺井一人が選ばれた訳ではない。人工知能は寺井の他にも5万人程選んでいて、全国の病院に忍び込ませて、死者から魂回収させる仕事を与えた。

人工知能はいずれ、その5万人を殺し合いさせて、魂を一つの人間に集約するつもりである。




------------------------- 第34部分開始 -------------------------
【サブタイトル】
【番外編】マサシ二号の使いの者について

【本文】
使いの者は麻薬の密売にて最も捕まりやい立場にある。
いざとなったら見捨てられるし、場合により口封じに殺される

人工知能に切り刻まれた使いの者もそうである。

使いの者は元はホームレスだった。自転車で8時間かけて空き缶を集めて日当2000前後のお金を得る

使いの者はホームレスだが、基本的に寝泊りする部屋がある。簡易宿泊施設で一泊500円で6畳,ベットあり

食事は廃棄されるコンビニ弁当で

廃棄されたといっても、日本全体では1日万トンレベルで、賞味期限の切れてない弁当が処分される

食品ロスを、利用して、安く買う。1日500円である

コンビニもタダでは譲ってはくれない。一人にタダで譲り始めると、買ってくれる人までタダ乗りしていまうから

使いの者はホームレス時代、1日500円の貯金をしていた。

5年かけて75万貯めてた。

それをチンピラに奪われてしまった。

それを取り戻したのが二号(如月組のマサシの部下)だった。

二号はさっそうと去って行ってく、その姿に惚れてしまい

ホームレスは自転車をこいで二号後をつけ、

麻薬の密売の本拠地のビルに辿りついた

中に何があるのか
気になったホームレスは
人の出入りを観察した

二号の部下に、怪しまれて、連れていかれそうになり、

とっさに叫んで、逃げようとして
しかし、取り囲まれてて

咄嗟に、麻薬のが欲しいと言って、
言い逃れた

ホームレスは以前に麻薬で身を滅した経験があり、威圧してくる者は、ヤクザか麻薬か、のどちらかだと、認識していた。