相手の気持ちがわかるとき
その二
先日電話やメールで教えていただいている方が異常なほどの腹の立てようで私にとっては事件とも思えることがあった。
自分は悪いことを言っているとは思っておらず、意思を伝え教えてもらいたい事柄であった。
相手から激怒されたのはこれが五回目で、なんでそんなにいきり立って怒られるのか全くわからなかった。
何か言えば突然怒り出すその人には何も言えないなと思うようになった。
五回あることは次もあるだろうし、同じことの繰り返しで、そのたびに数日不愉快な思いを引きずって過ごすことになる。
年を取って怒られるということは相手には想像がつかないほど心身共に影響があるものだ。
私はいたぶられて平気で受け流すほど強くない!
弱い者いじめをする人を何度も受け入れるほど厚かましくない!
作品名:相手の気持ちがわかるとき 作家名:笹峰霧子