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日記『after 幾星霜』…最近気付きました!

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 されども人間て、やっぱり移り気なんですよね。
 二つの夏を越えてしまうと、カワセミ以外の野鳥は「ドンナンカナア?」となりまして、山ウォーキングをするKS山のハヤブサに興味が移りました。
 こっちはとにかく絶滅危惧種でっせ。だから巣のある断崖を前にして、バズーカーレンズが並びます。

 されども私の場合は、そんな高級レンズを買う資金力がありません。
 ならばここは金欠者の根性で、目にも止まらない時速100Kmの飛翔、その一瞬を撮ってやろうと決意致しました。
 その上にですよ、反骨というかザマミロ精神むき出しにして、バックは満開の山桜であるべしと構図設定をしてしまいました。

 こんな超難度、果たして可能でしょうか?
 ここは素人の何でもありの猪突猛進で、たった一人プロジェクトを開始。
 結果は高速連写によるピンボケ写真が……、カワセミの場合の100倍はあるでしょうか、ウン万枚がPC外付けメモリーにてんこ盛りとなりました。
 しかしですよ、『下手な鉄砲も数打ちゃ当たる!』、ギャル先生のお言葉通りだったのですよね。
 万に一つ、それがあったのです。
 遂に、満開の山桜を背景に高速飛翔するハヤブサ1枚をゲット出来ました。

 そして、その一方で、春うららな頃のことでした。
 元々KS山はオオルリが多くいると聞いていたのですが、その頭部にある水色の毛並みを近くで見てしまったのです。
 この色合いを見て、心臓が飛び出すほど驚きました。こんな美しい淡いブルー(カラーチャート #bffに近いと思いますが)を被った野鳥がいるのかと。
 要は一目惚れです。