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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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EMIRI 4 三つ股してる?大親友のストーカー

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「ええ、これは3日前の外出中に撮影したものなんです」
 奈美は持っていた古いスマホの動画撮影機能を使って、誰もいない筈のリビングの中を撮影しておいたと言う。保存容量の関係から、その動画は45分ほどで切れてしまっていた。しかし、その動画には何も写っていなかった。
「それと、これが帰宅してすぐに撮った、部屋の写真です」
それが画面に表示されると、南と東出は息を呑んだ。
「カーテンのことですか?」
東出が確認するように聞いた。
「はい」
「あなたが開けたんじゃないんですよね」
「違います」
奈美が約6時間後に帰宅した時。リビングのカーテンが開いていたようだ。
「動画撮影中は、カーテン閉まったままで変化なし」
「撮影が切れた後、誰かが部屋に入って来て、開けたんだと思います」
南は何て言ったらいいのか分からず、黙ったままだったが、東出はこう質問した。
「どうしてこの日、撮影しようと思ったのですか?」
「その前の晩、ちょっとコンビニへ買い物に出かけたんです。アパートを出てすぐ、自分の部屋が気になって、2階を見上げたんですけど、部屋の電気は消えていて・・・でもコンビニから戻って、ドアの鍵を開けたら、リビングの電気が点いていることに気付いたんです」
「それは確かですか?」
「はい。リビングの電気は、玄関やキッチンからでは点けられません」
「中に誰もいなかった?」
南は心配そうに聞いた。
「幸い人はいませんでした」
東出は腕を組んで、
「コンビニまで、留守に要した時間はどれくらいですか?」
「15分くらいです」
「あまりにピンポイント過ぎるな」
東出は顎に手を当てて、姿勢を変えた。