小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!
二次創作小説
|
官能小説
ホーム
|
新規登録
|
novelist.jpとは
|
作品一覧
|
ランキング
|
コミュニティ
|
製本印刷
|
利用ガイド・ヘルプ
|
ログイン
マイページ | 小説の投稿 | 投稿作品の管理 | あしあと | メッセージ | プロフィール確認 | 設定変更
人気のタグ
|
ユーザー検索
|
コミュ検索
|
タグ
タイトル
紹介文
R-18作品を含まない
六色塔
プロフィール
投稿作品を見る
お気に入り作家を見る
ブックマークを見る
novelistID. 58484
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン
>> PASSWORDを忘れた!
作品詳細に戻る
火曜日の幻想譚
INDEX
|59ページ/120ページ|
次のページ
前のページ
62.睡眠薬と星空
深夜、睡眠薬を飲んで横たわる。線路を枕にして、満天の星空を眺めながら。
眠りに落ちるのが先か、後頭部から轟音がひびいてくるのが先か。やがてとろとろと星空が膜を張るころに、ごうごうとうるさい音が鳴り響きはじめる。
「こっちが先だったか」
そうつぶやいて、スッと起き上がり退避する。がたんがたんと重々しい金属音を鳴り響かせ、電車が通り過ぎていく。
「次はどっちだろう」
再び線路に横たわる。
星空を眺めながら、次こそは電車が轢断してくれることを心待ちにして。
作品名:
火曜日の幻想譚
作家名:
六色塔