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秋月あきら(秋月瑛)
秋月あきら(秋月瑛)
novelistID. 2039
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魔導士ルーファス(2)

INDEX|58ページ/104ページ|

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 カーシャは机の引き出しから書類を出し、そこに指先を走らせ、魔法のサインを書いた。魔力によって書かれた文字や図形は、筆跡鑑定、そして魔力がDNAのように個人特定できるため、有効な署名となる。
 飛び込んできた事態の解決に目処を付けると、セツは本題に入ることにした。
「もう1つ用件があるのですが」
「金さえ出せばなんでも聞いてやるぞ」
「これについてお聞きしたのですが?」
 セツはカーシャの目の前にメモを突き出した。