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秋月あきら(秋月瑛)
秋月あきら(秋月瑛)
novelistID. 2039
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魔導士ルーファス(2)

INDEX|37ページ/104ページ|

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「好きな男性のタイプはルーファス様」
「ちょ、ちょっと」
「将来の夢はルーファス様のお嫁さんになること」
「聞こうよ人の話を」
「ルーファス様のお話なら一字一句漏らさずに聞いております。『科学者って意外だなぁ。東方のワコクって言ったら、東方のワコクって言ったら、うちの学校にも学生や先生がいよ』続きも復唱しましょうか?」
「しなくていいから」
 ずっとセツのペース。
 流れを変えようにもルーファスのやることはこれまで裏目裏目。ここでだれかが流れを変えてくれないものか?
 そこへちょうどケーキと飲み物が運ばれてきた。
「ご注文はこれでいいな?」
 なにこの接客する気ゼロのプレッシャーは?
 まったく、この店員の教育がなってないったらありゃしない。
 ――と、ルーファスはメニューを運んできた女を見た。