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秋月あきら(秋月瑛)
秋月あきら(秋月瑛)
novelistID. 2039
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魔導士ルーファス(2)

INDEX|18ページ/104ページ|

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 このままルーファスは一巻の終りなのか!?
 しかし、ここでルーファスはある言葉を叫んだのだ。
「メガネにしたいと思います!!」
 言葉は瞬く間に廊下を駆けた。
 一瞬、ディーの動きが止まった。
「め、眼鏡だと……ルーファス君が眼鏡だと……眼鏡よりも私は手術を勧める!」
 ルーファスの眼鏡発言は儚く散った。
 手術を勧めるというか、このままだと強制手術展開だ。
 だが、一瞬ディーが動きを止めたときに、ルーファスはすでにこの場を切り抜けて逃亡していた。
 そして、ルーファスは病院からの脱出を成し遂げたのだ!
「ハァーッハァーッ、死ぬかと思った」
「ルーちゃんだいじょぶ?」
「大丈夫じゃないよ、あとちょっとで手術なんてされそうになったんだから」
「あれ、ところでローゼンは?」
 ビビは辺りを見回した。
 この後、ローゼンクロイツは1時間かけて、病院ダンジョン自力で攻略したのだった。