小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
秋月あきら(秋月瑛)
秋月あきら(秋月瑛)
novelistID. 2039
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

魔導士ルーファス(2)

INDEX|15ページ/104ページ|

次のページ前のページ
 

「(本当のことローゼンクロイツに知られたら困るし、クロウリー学院長のクの字が出ただけでローゼンクロイツ機嫌悪くなるしなぁ。それに視力が落ちたなんて言ったら、こうなるのはわかってたんだよ、病院行けっていわれるの。やだなぁ、病院だけは行くたくないなぁ)」
 ただの病院嫌い!
 ビビは落ち込んでいた。
「(あたしのせいで、あたしのせいでルーちゃんは……)」
 でもルーファスは――。
「(病院行きたくない、行きたくないなぁ)」
 そして、ローゼンクロイツは――。
「きのうのテロが関係あるの?(ふにふに)」
「ドキッ!」
 っとルーファスはした。
 さらにそこにビビが涙ぐんでルーファスの胸ぐらを付かんで訴える。
「ルーちゃんお願いだから病院行ってよ!」
 ルーファスはローゼンクロイツとビビに板挟み。
 困ったルーファスは――。
「そう言えば用事があったんだ!!」
 逃げた。
 困ったときはとりあえず逃げる。
 ルーファスの十八番だった。