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椿じゅん
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スーパーソウルズ
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二頭の大きな野犬は裕司の前に歩み出ると、頭を下げて静かに地面に伏せた。
ジローも野犬と同じような姿勢をとり地に伏せた。
あたかも王様に恭順する家臣のような振舞いだった。
裕司はその光景に思わず目を丸くした。
そして、あることを悟って両膝をついた。
あの沢辺で、この二頭の野犬もまた、自分の命を救ってくれたのだ。
恐怖で強張っていた裕司の身体から力が抜けていった。
早秋を迎える山々に、高らかな遠吠えが、いつまでも木霊した。
作品名:
スーパーソウルズ
作家名:
椿じゅん