オヤジ達の白球 66話~70話
オヤジ達の白球(70)ビニールハウス倒壊
雪は空から落ちてくる。ふわふわと舞い降りてくる。
見ていると軽いように見える。
しかし。油断できない。甘く見てはいけない。
降り積もった雪は時間とともに、どんどん重さをましていく。
雪質による差も出る。
降り積もったばかりは、1立方当たり50~150㎏。
さらに雪が降り積もり、押し固められと150㎏をこえる。
一度溶け、ふたたび凍った状態になると300~500㎏以上になるという。
2月14日の未明。雨がふりはじめた。
雪をとかしはじめたこの雨は、わずか30分でやんだ。
その後。強い風が吹き始めた。
強風に乗り、ふたたび雪が、横殴り状態で飛んできた。
作品名:オヤジ達の白球 66話~70話 作家名:落合順平