久遠の時空(とき)をかさねて ~Quonฯ Eterno~下
「ねえ、私が好き?」
「もちろんだ」
「じゃあ、楽しもうよ」
「どうやって……」
「馬鹿」
「なぜだ?」
「フーマがどうしたいかってことよ」
「俺が、か?」
「そう」
「俺は……」
「もう、いいわ」
「いいのか?」
「あなたって、本当に朴念仁。リーウが言ってた通りだわ」
「よく分からないが」
「フーマ」
暖野は真っ直ぐにフーマを見据える。「付き合って」
作品名:久遠の時空(とき)をかさねて ~Quonฯ Eterno~下 作家名:泉絵師 遙夏