小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

オヤジ達の白球 46話~50話

INDEX|13ページ/15ページ|

次のページ前のページ
 

 
 オヤジ達の白球(50)同志愛
 
 「そう言う柊こそ、何してんだ?
 うろうろ歩き回って大丈夫なのか。足はもういいのか?」

 「医療用のインソールを、靴の中へ入れてある。
 痛みは残っているがこいつのおかげで、ずいぶん楽になった」

 「そいつは何よりだ。おまえさんが欠けるとチームの得点力が落ちるからな」

 「そのことなら心配はいらねぇ。
 俺よりずっと役に立つ男を見つけ出した。
 バッターとしても強力だ。だがそれ以上にそいつには、捕手の経験がある。
 これから祐介と2人でそいつを口説きに行く」

 「えっ、監督も来るのか。ここへ・・・
 なんだかぞくぞくと集まって来るなぁ、チームの関係者が。
 でもよ。なんでこんな辺鄙な場所で待ち合わせしたんだ、監督と?」