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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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L K 2 「希望と絶望の使者」

INDEX|40ページ/54ページ|

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「ピンキー。ミュウ様をベッドに置いてください」
「私のスキャンは後回しにしてちょうだい。泣いているミュウ様を放ってはおけないわ」
ピンキーは自らのプログラムを優先し、赤ちゃんのそばを離れられない。
「では、キュウ様にミュウ様を見ていただきましょう」
ブルーノはキュウを見て言った。
「ああいいよ、3時間ぐらいだろ。ピンキー。グリンとスキャンを受けてくれ」
「ダメですわ。泣き止むまで放ってはおけませんから、グリンからスキャンしてあげて下さい」
「僕だってミュウをあやすのは得意なんだけどな」
「これは私の仕事です。エル様の指示をいただかないと、キュウ様にお任せするわけには行きません。せめて泣き止むまでは」
ピンキーはキュウにそう言うと、ブルーノを見た。
「そうだね。子守はピンキーの仕事だからやらせてあげよう。どうせ危険が迫っても、ピンキーだけじゃ守れないだろうけど」
ブルーノは椅子に座るグリンの首に、スキャナーを取り付けながらそう言った。そしてキュウの方を向いて、
「キュウ様もスキャンをかけますか?」
「僕は必要ないよ。」
「でもついでですから、バックアップを取得されてはいかがですか?」
「そんなの必要ないだろ?」
「でも、スキャナーが一つ余っていますので」
キュウは好奇心から、そのスキャナーを手にした。
「首に巻くんだな?」
「はい、私が取り付けて差し上げましょう」
ブルーノはスキャナーをキュウの首に取り付けた。その時もミュウは泣いたままだ。ピンキーは一所懸命に赤ちゃんをあやしている。
「それではキュウ様、グリン。準備はいいですか?」
「うん」
 「はい」
ブルーノはスイッチに指をかけた。

 バン!*★