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せき あゆみ
せき あゆみ
novelistID. 105
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街角のマンモス

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 もったいつけて、ゆうやを部屋に入れた。
 さっそくゲームをはじめたんだけど、全部マンモスとやったので、ぼくはゆうやに得意になって説明した。
「ああ、そうか。ここの洞窟を見逃してたよ。すごいな。まさる」
 本当はマンモスがほとんど考えてくれたからできたんだけど。
 同じゲームなのに、今度はゆうやと一緒にやったら、またすごく楽しかった。ぼくとゆうやはまた元通りの親友になった。

 あれから、マンモスはどうしただろう。お母さんや仲間とぶじにあえただろうか。
 
 雪が降ると、あの通りの角からマンモスが出てきそうな、そんな気がして必ずぼくはふり返るんだ。
作品名:街角のマンモス 作家名:せき あゆみ