ホワイトロード
こんなことを繰り返していた本日の仕事、まさに休む間もなく続く
次々穴が開くホワイトロード、これも現実の一つでもあった、
「就業15時間でやっと休憩、香?大丈夫」
「とにかくお腹が空きました、こんなことよくあるんですか?」
「私もこれ初めてよ、本部のホワイトロードのガスを出す量が少ない
じゃないの?真中?指令室に聞いてみてよ」
「とにかく先に食わしてくださいよ、そうしましょうよ」
「そうだね、何が起きているのかな?困ったものね」
そして本部では、トップの秋庭を中心に会議が行われていた、
「とにかく原因を追究だ、ホワイトロードのガス物質の放出量は
もう限界点まで達している、木下?見解は、ないのか?」
「CEO?私が思うに外部からの妨害では、ないかと考えてます
いわいる嫌がらせです、それが最も考えられることです」
「つまり人がやっている、それに付き合わされているのか?」
「国家のある諜報室からの報告書で気になる事項がありましてね
ホワイトロードの利権を狙っている組織があると」
「なるほど、そして自らAIなどを利用してここに来ているのか」
「次元空間を開くのは、もう現実的に可能です、そしてここに
やってくるのです、次は、反撃できるロボットも出すでしょう」
「人の仕業とわな、その組織は、暴けるのか?」
「国家公安委員会は、家宅捜索も予定してます、これでしょう
間違いなく、我々は、本来の敵以外と戦いも求められてます」
そして秋庭は、下を向き少し考えて皆に発言する、
「この妨害にも負けられない、やっとある程度の封鎖が出来た
ホワイトロードだ、安定もし始めたというのに妨害する人間
が出るとは、許せぬ限りだ、警備ライダーたちの勤務を変更
ともする、とにかく単独の走行は、させない方針とする」
しかしそんな中ホワイトロードの現場では、香が単独の走行をして
いたのだった、またボンベを積み現場まで急いでいたのだった、
そしてそこに現れたのが多数のロボット、一人で対応するしか
ない香、香のバイクを追いかけて来たのだった、
「ロボット出現、こちら追われています」そこに亜紀が返事をする
「香、とにかくこっちで待ち構える、かなりいるの?」
「30は、います、もうかなり接近しています」
「スピードを上げなさい、あとこちらまで2km、こちらも応援を
要請してライダーたちを集める、待っているわよ、香」
「分かりました、とにかくお願いします」
加速し時速100kmでホワイトロードを走る香、そこへ追いかけ
てくる多数のAIロボット、これは、今までの相手とは、違う、、、
ホワイトロードの利権を奪おうとする一団が築いたことでもあった、
自ら人工知能を造りそれに異次元形成をさせホワイトロードへと繋げ
そしてこれらロボットを送り込んでいたのでもあった、
そしてバイクで走る香にロボットが襲い掛かって来た、それを振り
払う香、そしてまたスピードを上げる香、ホワイトロードの中を進み
逃げる、横から飛び込んで来るロボットをバイク技術で振りほどく、
その腕前は、まさに見事でもあるのだった、そしてそこに急カーブが
待ち構えていた、そこへ香は、壁側へと乗り出しカーブを曲がったの
だった、そこにぶち当たるロボットたちは、衝撃で転がり始めた、
そして急ブレーキをかけて止まり転がるロボットへ機銃を向け狙撃を
した香、数体に当て破壊をししかしまた追いかけるロボットも現れて
そしてまた急いで走り出す香でもあった、
そして亜紀たちが待ち構える場所までたどり着き
「香よくやった、後ろへ回りなさい、全員で構え射撃開始」
亜紀の指令で狙撃するライダーたち、しかし予想を超え数がまた増えて
もいたのだった、集まったライダーの数は、10名、それでも対応する
のが難しい状況下でもあった、そしてライダーの真中が発言をした、
「河合さん、とてもじゃないけど対応できない、どうしますか?」
「私も考えていたのよ、これは、今までのとは、違うわ、困ったわ?」
そして少し考えた亜紀は、香のバイクにあったボンベを目にして思い
付いたのだった、
「真中、香のバイクからボンベを降ろして、そしてあちらへ投げて
それでボンベに射撃で爆発させる、いいわね」
「了解です、なら全員バイクに乗って下がって、いいですね」
香のバイクからボンベを降ろし投げ捨てた真中、そしてライダーたちは
バイクに乗り一斉に下がる、そして少し距離を置いてまた立ち止まって
「よし、撃て、ボンベ狙って、かなり爆発するからそのつもりで」
そしてボンベに銃弾が当たり爆発をする、その勢いでロボットたちは
大破をした、爆発の火花を散りそして白い煙を大量に出し前が見えぬほど
ともなり、しかし事なきは、とりあえず乗り越えたのだった、
そして指令室でロボットの破片など回収し緊急の解析をしていたのだった
ます秋庭が発言をし始めたのだった、
「あったのか?これが人工知能だ、そうだ木下、それだ」
「はい、早速仕組みなど調べてみます、かなりの計画性があると考えられ
ます、急に数が増えるとかとても不思議でしたし」
「成長するAIだ、彼らは、異次元空間から巧みに物質を取組めてそして
物質として現れるのさ、まさに我々が塞いだはずの異空間の悪用だ」
そしてライダー代表として亜紀が発言する、
「敵は、今までと違うということですか?そういうことですか」
少し下を向き考えて秋庭は、応えたのだった、
「そのとおりだ、悪用する組織が現れた、やっと今までこちらも調べに調べ
たはずのすべての異空間を塞げたというのにその予測を超えたの造ったの
が出てきた、こちらの利権を狙うためだ、我々が撤退するのを待っている
のだ、そうしたらどうなる?まず君たちの人件費を削るだろうよ」
目を鋭くして言う秋庭に亜紀も目をそらさず言葉を返したのだった、
「冗談じゃない、今までホワイトロードを守ってきたのは、私たちライダー
よ、それでも反乱は、出るというのに」
「そのとおりだ、河合、だから君たちには、十分な報酬も必要なはずだ、
しかしリスクは、下げられるだけ下げられたはず、」
「負けないわよ、私たち、秋庭CEO、私は、それでも逃げないから」
「ありがとう、河合、自分も出来ることなら何でもする、とにかく対応だ
君たち警備隊ライダーも単独での走行は、とにかくしばらくしない方針
とする、ホワイトロードの穴が開くことでの対応は、大変ともなるがで
もしかたない、現に咲田が単独走行で起きてもしまった、戦いは、もう
始まっている、ある程度は、予測もしていたことだが思っているよりも
早く出現してしまった、こんな戦いは、したくは、ないがやるしかない
みんなも頼む、このとおりだ、この戦いをするしかないんだ」
頭を下げライダーたちに頼んだ秋庭だった、追い詰められた表情しながら
こうするしかなかったのも今のホワイトロードのトップの現状でもあった、
そして出勤を終え、亜紀の部屋で香と留美も夕食を取ることにしたのだ、
「聖子?やるじゃない、おいしいわこのビーフシチューさ」
「本当に大変だっでしょう、おいしいね、留美」