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澁谷 孝保
澁谷 孝保
novelistID. 63967
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ホワイトロード

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「どうぞ、それは、あなたの旦那さんのために用意していた
 バイクです、咲田ならこれを選ぶと思いましてね」
「そうでしたか、なら私これを選びますので」
「馬力があるのが必要なことも多いです、香さん、この仕事を
 選んだ以上覚悟してください、このバイクと共に」

 そして一年後となり香は、正式ライダーとして働いていた、
ホワイトロードへ入りライダーの職務を果たしていた、
 そして香は、ホワイトロードの中で止まりバイクを降りた、
「指令センター到着しました、今から目視での隙間探しを
 始めます、今のところ確認できてません」
「こちら指令センター、かなり小さな穴だと思われますので
 じっくり確認してください」
「了解しました、」と細かく周りを見る香そして見つけたのだ
「ありました、今からホワイトロードの修復スプレーをかけます」
「発見了解で、あとは、何もないですか?」
「目視するところ一つだけです、何も現れては、いません」
修復スプレーをかける香、ホワイトロードの穴を塞いだのだった、
「監視走行に戻ります、発進します」再び走行を始めたのだった、

 そして、途中でホワイトロードを出る、警備員のために休憩所へと
入り、そしてバイクを降りヘルメットを取った香だった、そして中へ
進み休憩を取ることとなり、そこに先輩のあの河合 亜紀がいた、
「お疲れ、修復あって休憩遅れたわね」
「はい、先輩、でもそれほどでもなく開いていると聞いて驚きました
 が、こんな小さな穴でほっとしましたよ」
「私たちの勤務時間では、そういったことここのところ少なかった
 けど結構多いみたいで、昨日なんて50ヵ所あったそうで」
「聴きましたよ、大変だったて、さてランチにしますか」
「香?この仕事どうよ?一年経つけど慣れた?」
「何とかで、でも運がいいのか、今のところ銃器を使う仕事は、なく
 過ごせましたけど、でも同期入隊は、もう六人も辞めてしまい」
「彼らいきなり危険な目にあったしね、この仕事結構な運も必要なのよ」
「運ですか?なるほど」
「でもそろそろ覚悟しな、現れるころよ、そんな感じがするのよ、まあ
 それよりこないだの相談は、どうなったのよ?」
「娘のことですか、まあ近くの保育園が空いてたのでそこに入れたのです
 が嫌だと言ったことですか、もう何とかひねくれずいてくれまして」
「そう、それは、よかった一安心ね」
「亜紀さんも一人娘さんがいましたよね」
「別れた旦那との間にね、それこないだ話したっけ?」
「はい、もう高校生になると」
「それがさ、養育権は、元旦那にあるんだけど、どういう訳が家を飛び
 出して私のところに来てさ、理由も何も言わなくってさ」
「元の旦那さんは、再婚とかしているのですか?」
「やはり聴くかな元旦那に?まあ私は、いいんだけど娘のためにもさ
 突然来てしばらくいさせてだけで、あとは、何も言わないし」
「亜紀さんは、何でホワイトロードで働くことにしたんですか?」
「やはりお金よ、女一人でもリッチな生活がしたかった、意地もあってね
 このまま人生が終わってたまるかってね、」
 そんな会話をしながらランチを取る二人、しかしそこに緊急要請が入る
「指令センターです、反乱AIが出現、そちらから近く、出れますか」
「こちら河合、行けます、咲田もいます、いいわね、香」
「はい、分かりました、用意をします」
 残されたランチを大急ぎでほおばる香、そしてグイっと水を飲んだのだ
そして亜紀がまず確認事項を香に言う
「銃器点検、装弾確認、いいわね、初めてだろうけど慌てないで」
「確認OKです、訓練では、やってます、大丈夫です」
 そしてバイクに乗り二人は、ホワイトロードへ突入する、
「香、もう近くよ、こっちにAIは、向かっている、ここで待つわよ」
「分かりました、私もセンサーで確認しました」
バイクを止め待ち構えることにした、
「来るわよ、銃器を構え、いいわね」と叫ぶ亜紀そして応える香、
しかし何の音もしない、嫌な間が二人を包んでいた、真っ白な中
何も見えない、しかしそこに反乱AIロボットが多数現れたのだ、
 そして発砲する亜紀と香、何体かに当たり打倒してもいた、
しかし二人の上を飛び越え逃げるロボット、二人は、バイクに乗り
追いかけることにした、
「指令センサー、何体か逃走中、応援要請をします」
「了解、そちらとにかく追いかけてください」
「了解、香なんとか挟み撃ちにするわよ」
「分かりました、結構な速度を出しますね」
「こんなの遅い方、まだ速度出すからね」
 そしてバイクから発砲する亜紀、一体のロボットを倒したのだ、
しかしまだ逃げる反乱ロボット、それをまたバイクで追う二人、
ロボットまた30cmほどで小さくそして素早い、そして動きも
速い、これがホワイトロードのまた真実でもあるのだ、そして、
応援部隊が向こう側にいた、そして亜紀が香を止める、
「よし追い詰めた、香、ストップよ、私たちは、ここで止まる」
「はい、分かりました」とバイクを止めた二人、
そして応援部隊がロボットたちに発砲し一体一体破壊する、
しかしそこから反転してまた香と亜紀の方へと来るのがいた、
そして機銃を構える二人、向かってくるロボットへと発砲をする
そして何発か発砲をし当たり、何とかことは、食い止めたのだ、
 そして亜紀がまた香に話しかけたのだった、
「何とかなったわ、しかし今まで見たことないロボットだわ」
「そうなんですか?反撃をするとか聞きましたが?」
「たまに襲い掛かるのよ、それをされて嫌になって辞めていく
 ライダーもいるほどよ、中には、死ぬ思いもしている」
異次元とされる世界から現れるとされる反乱AIロボットは、
未だよくは、解読されていないのだ、しかし現実には、現れて
来るのだ、それをホワイトロードで食い止めてもいるのだった、

 そして、今回の一件の報告をすることになり、まず秋庭が話し、
「また新型が現れるとわな、やはり見たことないのか?」
この問答に応える亜紀は?
「私も初めてです、CEO?また違う次元がここと繋がってと
 考えられませんか?相手も進化もしてるのでしょう」
「そうかもしれないな、こちらの予測を超えている可能性は、 
 ある、こちらもAIを使って予測は、させては、いるがでも
 想定は、難しくもなっている、これらどこから出て来たかも
 まだ推測も出来ていないのかな?」
この質問に部下の総合統括部長の木下が応える、
「本日に発見した穴から出た可能性は、とてもあり得ません
 それは、確実です、今のところホワイトロード内で隙間は
 確認されてません、ホワイトロード物質の放出も増やして
 いますし、放射能もまったくありませんし」
 そして秋庭は、上を見て少し考えそして発言をする、
「とにかく対応するしかない、想定予測も変更ともしよう、
 ロボットがホワイトロードを潜り抜け現世界に出てしまう
 ことは、考えられる、しかしそれは、阻止しなければなら
 ない、それが我々の役目でもある」
これら出来事があるのは、かつての時代に予測を超えた発明を
人類がしてしまったからだ、異次元の扉を開いてしまい、そこ
作品名:ホワイトロード 作家名:澁谷 孝保