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舞いたけたけ
舞いたけたけ
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ガチクズニートで異(ブラック)世界転生

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第23話 話振り返ってみたら、設定ワケわかんないし、なんか話の筋がブレッブレでおっぱい

空気中に存在する特殊な細菌のようなものを吸うことでその細菌が体の中に特殊な器官を形成する。これが魔法の源を生み出す器官となる。そこに巣食う細菌を形状変化させ、外に放出する。これが魔法である。

ではどのように魔法を外に放出するのかというと、体を巡る血管の中に細菌が自由に体を行き来出来る細い線を形成する。この線は魔法線と呼ばれている。この魔法線が体から放出される部位に到達されたとき初めて魔法を外に放つことが出来るようになる。

しかし、全ての種族がこの細菌を自由に扱えるかと言われればそうでは無い。もし、この細菌の形成した器官が他の器官を圧迫すればその生物は死んでしまうこともある。逆に細菌が全くそのような器官を生成しない場合もある。

これはまだはっきり分かったことでは無いが、その細菌が人を選んでいるのではないかという説もある。

この細菌は他の細菌の上位種に値するもので自らの意思を持っているという見解もあるが、これについては良く分かっていない。

外にはいくつかこの細菌が密集している地域があるらしく、天老はこの地域を神の領域として扱っている。
その場所には空気中に魔法線がいくつも浮いており、その場で魔法を使えば最大級の威力が出せる。

だが、天老はこの事実を隠している。

「魔法の存在がこのようなものであると気付かれた場合、細菌適合者でなくても魔法を使う存在が発生する恐れがある。このような場合、世界中でこの事実に気付いた者同士による魔法による無用な大戦が起きる可能性が出てくる。これを避ける為にもこの事実は隠しておくべきである。しかし、この事実に触れずに魔法を使う魔法適合者たる存在は出てくる。その時は神聖たる存在として天老、天皇側の者としてこちらで公正と平和を望む存在にするべく預かり、教育すべきである。もし、その扱い方を一つでも間違えれば厳重に処罰を与えるものとする。」

これが天老の言い文である。

「…………つまりだ、お前が言いたかったことってのはこうゆうことだろ?」

ケイヤが黒の魔法に問かける。

「そうだ。」

黒の魔法が答える。

………言ってしまえば人間も体は細菌によって成り立っていると言っても過言じゃあない。こいつが体を失っても魔法として存在しているというのは、こいつの体がその細菌によって生かされているからと言うべきだろうか。こいつの体を形成していた器官全てに細菌が潜り込み、その体内部の動きを細菌全てコピーしていた…

こいつには体が無いようで実はあるって感じなんだな。

だが、それよりも魔法線というのは興味深い……そしてこれが空気中に存在しているということは、その線のみを使ったネットワーク形成に繋がるじゃないか。

エロ動画見たくなってきた…エッチしてぇ…ヤる相手いねぇ…へへ…ボーナス無い手取り10数万の男が誰にモテるっていうんだい……

毎日仕事で怒られてヘコヘコするだけの独身寂しい人生……

良くそんなんで生きてられるねって…逆にカッコいいと思うんだ…毎日仕事して勉強して…何で生きてるか分かんなくなる。それでも宙に煙草の煙吐いてブラックコーヒー飲んでやさぐれながらも前に進もうと懸命になるのはカッコいいよ…俺みたいな奴はモテなくても金が無くてもそんなもんだって割りきりながらポケットに手突っ込んで分かった風にいつも生きてるもんなんだ。

カッコ悪いならそれで良いが、俺は俺みたいに生きてる人間をカッコいいと思ってるよ。

24話 うんこって言うとなんか笑えてくるよね

「細菌だって言うなら、まずそれを視ることは可能なワケ?」
 
 ケイヤが黒いモヤに話しかける。

「は?」

「まぁ細菌たって、人の見える、その、可視領域なんて超えてるものを観察できるだけの技術があるのかよ。良いか、人の目なんて1mm程度までのものしか見えないんだぜ。細菌をみるなら、せめて光学顕微鏡並みの何かが無いとそんなもの確認のしようが無いんだよ。」

「待て待て、ケイヤ。俺だってそこまでは良く知らないぞ」

「お前、天老なんだろ」

「まぁ確かにそうだが、そのだ、俺は途中で衝動に目覚めたタイプ。俺の強さがあれば他の天老を出し抜けるっていう。あぁ、今思えば最高にアホなことしたって思ってるけどさ。」

「見えなきゃ研究の為様が無いんだよ。天老に何かそういう魔法があるのか?対物レンズを作ってみたり、じゃあ、電子とかいう概念は?電子線の波長よりさらに短い波長を使った魔法顕微鏡なんてものがある?」

「お前が何を言っているのかさっぱり理解出来ないぞ。」

「天老は隠してる。多分、お前は力があり、その細菌とやらを使いこなすのがとてつもなく上手いんだろう。おそらくブラックホールを生み出せるくらいの力をお前は無意識の内に制御するのが。だが、それは感覚の問題であって理論性とはかけ離れているものだ。つまり率直にお前はその、頭が…いや、聞き分けが無いからハブられていたってことだな。」

「俺ちゃん悲しい。」

「いや、お前は凄いやつだ。この空間を作るだけの力と才能がある。…いや、てか、ここマジでどこ?とりあえずいろいろジジイ達と整理したいから戻りたいんだけど。」

「それなんだが…お前、もしかして無意識に魔法使っちゃたのかも」

「?どううゆうことだ?」

「まぁどこかって言われたらお前の精神世界というか。」

「つまりこれは俺が見ている夢のようなものだと。」

「まぁ夢っちゃ夢なんだが一応現実。取り合えずだ。お前は恐らくまぁ言い方的に変だが俺という魔法を扱っている奴に憑りつかれた。何かは俺も知らんが。そんでそいつと意識を共有している間にそいつの中にいる俺という存在がいるそいつの、あー精神世界に誘われた。」

「悪魔と契約を交わすと夢を見るのと同じような感じで俺の精神世界なんていう最早ワケの分からない世界に入り込むようなことが出来る?」

「お前、くっそ疲れる奴だな」

「で、黒の魔法を使ったってどうゆうことだよ。」

「あー、そのだ。この状態は俺が出てきてる状態と同じってわけ。で、その状態になるには、魔法を使うくらいしかそういう風にはならないだろ?」

「あぁ、まぁ何となくな。」

「それか、お前に憑依してる奴が現実でいう今お前のいる場所にいて、そいつが黒の魔法を使ったとかな。そういう感じ。」

 なるほどな。恐らく悪魔が俺の代わりに表にたって戦っていると。…あの気味の悪い悪魔が?

「なぁ、魔族って人助けたりすんの?」

「もしかして俺ちゃん扱ってるのって魔族なわけ?」

「いや悪魔だって言ってたけど」

「まじかよ…バリバリ魔族なんだけど」

「おかしくないか?魔族は破壊だとかそういったものを望む筈だろうそれなのに俺の代わりにお前を使って魔法を魔族に向かって放ってる?」

「いや、知らん。なんかお前の体にあんじゃね?魔族活性化のうんちゃららみたいな」

「何だその適当過ぎる設定」

「あっやべ。そろそろ魔法の効果切れるわ。これ。霧が薄くなってる。」