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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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隠子の婚約+美人の退職+愛娘の受験+仕事の責任=幸せの1/2

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「それ以降の関係はどうでした?」
「ううん。もうそれ以上は何もないよ。(さすがに隠子までは打ち明けられない)」
「でも、我慢出来ないでしょ。その歳じゃ」
「ははは、確かに学校でもこっそり抱き着いたり、軽くキスしてもらったり、そんなことはあったけど、逆にすごく迷惑かけてた気がする」
「本当にそこまでだったんですか」
「ああ。その後すぐ2学期が終わって、転勤で居なくなってしまった」
「ウソだあ! そんな途中から転勤ですか?」
背筋をピーンと伸ばして叫んだ。
「ほ、本当だよ。産休だった先生の代わりの非常勤で、短期雇用だったみたいだから」
「でも、アパート知ってますよね」
「うん。俺も変になって、そのアパートを見に行ったりもしたけど、そんなことしたら、俺を付け回してた女子と同じになると思って我慢したんだ。でも、すぐに引越ししたみたいだったな」
「へえ。本当に我慢出来ました?」
「全然出来なかったよ。だから、3学期になってすぐ、塾で一緒だった隣の中学の子から告白された瞬間、OKして付き合いだした」
「おお、初彼女ですね? 激しくなってしまいそう」
「その通りで、その日のうちから、ぶちゅぶちゅとキスばっかりだったな」
「それは、激しい人生を送られてるのを納得しました」
「どういう意味だよ。じゃ、次はお前のスゴイ話聞かせろよな」
「ええ、私も似たようなことなんですけど、高校の先生」
「やっぱり付き合ってたのか」
「いいえ違うんですよ。付き合ってたのは友達なんですけど、私はその人の浮気相手だったんです。もともと相手、妻子持ちですけどね。へへへへへへへ」
「へへへへって、俺の話、薄まるわ!」