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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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隠子の婚約+美人の退職+愛娘の受験+仕事の責任=幸せの1/2

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「あいつと気兼ねなく話せるようになったのは、この半年くらいのことで、お前と同じくらいだよ」
「私と比較したりしてませんか? それはなんか私、不利な気がしちゃいますよ」
(不利って?)博之は、このような話しぶりも、小原特有の男の気を引くテクニックだと思っていたが、最近は素直な気持ちを口にしているだけで、自分は常に男に受け入れてもらえるという自信から来る言葉なんだろうなと思っている。だから博之としても小原は、遠慮しないで素直な気持ちを言葉に出来る相手で、そういう女性はなかなかいない。
「女としては、小原の方が断然魅力的だよ。話の内容も、こっちの方がドキドキ感あるし、面白い」
「でも、愛音さんとじゃ、敵わない何かを感じますよ。さっき二人を見た時、完全に成立したカップルにしか見えませんでした」
「そう見られることは意外だな。でも、彼女に対して女を感じたことなんか、一度もないよ」
「え? ウソでしょ。あんなスタイルいいのに」
「はっはは、そうなんだ、スタイルいいだろ。俺それが驚きでさ。先生はもっとちっちゃくて、お前くらいの身長だったのに。でもやっぱり先生の娘だから、変な気は起こせないし」
「そうなんですか? 向こうはそんなこと気にしてないと思いますけど。婚約解消したのだって、木田さんがいるからじゃないんですか?」
「絶っ対違うし。俺じゃなくって、俺の家族との付き合いで、幸せ感じるって言ってるから」
「じゃ、本当に家族みたいじゃないですか。それが、敵わない理由ですかね?」
「赤ちゃんお腹にいるから、俺も守ってやりたいんだよ。お前も家族付き合いする?」
「いいっや、それはいいです」
「だろ、今の方が危険な感じでいいんだろ?」
「私たちちょっと、危ない方向に進んでます?」
「どこまで進むのかな?」
「もう、変なこと言わないでくださいよ」
この時は小原も、わざとらしく引き気味に言った。
「部下には手を出せないよ」
「退職したらもう、部下じゃないってことですからね、私」
「そうなのか?」
「気を付けようっと。それまで我慢出来ます?(笑)」