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秋月あきら(秋月瑛)
秋月あきら(秋月瑛)
novelistID. 2039
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旧説帝都エデン

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「そうだね、キミの目的は〈タルタロスの門〉を開いた時点で達成されるだろうから。あとはアタシが自分でどうにかするさ」
「わたくしはあなたの都合には合わせませんわよ。準備があるならお早めに、〈裁きの門〉はもうすぐ開きますから」
「じゃあ忠告どおりに急ぐことにするよ」
 ダーク・ファントムは瞬く間に消えた。
 静かな夜。
 水面の月を詠んだセーフィエルは静かに微笑んだ。

 ダーク・ファントム(完)