オヤジたちの白球 1話~5話
オヤジ達の白球(3)敵に塩?
「バ~カ。身動きさえ出来ないくせに、言う事だけは一人前だ。
お茶を入れてきます。台所はこっちかな?」
「廊下の先だ。わるいなぁ、面倒かけて」
「どうってことありません。
昔馴染みの男へ、塩を食わせるためにやって来たのさ。
これでもかとたっぷり塩をふってきた。
塩分のとり過ぎで早めに地獄へ送ってあげるから、感謝にはおよびません」
(魔性の女ですからね、あたしは。近寄ると火傷するよ)
ふふふと笑い声を残し、陽子が台所へ消えていく。
陽子は、いまもスレンダーな体型の持ち主。
しかし胸は有る。貧乳ではない。
こんもり、形のよい盛り上がりを見せている。
作品名:オヤジたちの白球 1話~5話 作家名:落合順平