更新日時:2021-03-31 17:31:00
投稿日時:2018-01-31 18:31:43
狐の嫁入り
作者: 七星瓢虫
カテゴリー :異時代ファンタジー小説
総ページ数:5ページ [完結]
公開設定:公開
読者数:0/day 10/month 2256/total
ブックマーク数: -
いい作品!評価数:2 users
著者の作品紹介
生まれる前から、遊郭にいた
初めて嗅いだ匂いは噎せ返るような、華の香
週に二度、茶道と生花の習い事へ行く
帰り道、晴天の隙間から雨粒が点点と降りそそぐ
狐の嫁入り
母から聞いたお伽話を思い出す
その村は長い日照りで、沢や田畑は干上がろうとしていた
困り果てた村人達は雨乞いの為、贄の支度をする
「誰を、贄にしようか?」
---裏山の裾野に、人に化けるのが上手な雌狐がいる
「どうやって、捕まえようか?」
---村一番の男前、その男に求婚させよう
そうして嫁入りしたら、贄にしてやろう
男は邪気故に、雌狐に近づく
雌狐は無邪気故に、男に近づく
お互いの心が近づいた時、雌狐は村人達の意図に気が付く
雌狐は、男の元へ嫁入りする
雌狐の涙は大粒の雨になり嗚咽は雨音になり、村に降りそそぐ
晴天を仰ぐ、男の頬を濡らす
唯、一度の恋
唯、一度の愛
雌狐は、幸せだったのだろうか
【徒言】
過去?
既存?作品です
機会があれば
大幅に書き直したり、大量に書き足したりしたいですが
これが限界!って気もします
性質上
これで満足!って事はありませんが
愛おしい作品に変わりないので、投稿します
「異時代ファンタジー小説」に変更しました
初めて嗅いだ匂いは噎せ返るような、華の香
週に二度、茶道と生花の習い事へ行く
帰り道、晴天の隙間から雨粒が点点と降りそそぐ
狐の嫁入り
母から聞いたお伽話を思い出す
その村は長い日照りで、沢や田畑は干上がろうとしていた
困り果てた村人達は雨乞いの為、贄の支度をする
「誰を、贄にしようか?」
---裏山の裾野に、人に化けるのが上手な雌狐がいる
「どうやって、捕まえようか?」
---村一番の男前、その男に求婚させよう
そうして嫁入りしたら、贄にしてやろう
男は邪気故に、雌狐に近づく
雌狐は無邪気故に、男に近づく
お互いの心が近づいた時、雌狐は村人達の意図に気が付く
雌狐は、男の元へ嫁入りする
雌狐の涙は大粒の雨になり嗚咽は雨音になり、村に降りそそぐ
晴天を仰ぐ、男の頬を濡らす
唯、一度の恋
唯、一度の愛
雌狐は、幸せだったのだろうか
【徒言】
過去?
既存?作品です
機会があれば
大幅に書き直したり、大量に書き足したりしたいですが
これが限界!って気もします
性質上
これで満足!って事はありませんが
愛おしい作品に変わりないので、投稿します
「異時代ファンタジー小説」に変更しました
目次
P1... [起]
P2... [承]
P3... [鋪]
P4... [叙]
P5... [結]
感想コメント (2)
[Dewdropさんへ]博学じゃないです。自分も語彙を検索しながら書きました(汗)、改めて日本語って面白いなあ、て思いました。コメント、ありがとうございます。 | 七星瓢虫 | 2021-01-10 14:12:24
太宰治『魚服記』に似た味わいを感じました。それと博学恐れ入りました(語彙を検索しつつ拝読しました)。私もこういう作品書いてみたいんですが…… | Dewdrop | 2021-01-09 17:53:12