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もやもや病 7

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67 生命保険

患者会で電話相談を受けると、割合多くの人が、生命保険のことを聞いてこられる

赤ちゃんが生まれたときにで夫の母からお祝い代わりにと、学資保険に入れてもらったけれど、孫全部に入れてるから、高額じゃ無くて、ほんのお祝い程度
余裕があればその上に載せれば良いと言うことだけれど、家はそんなこと何も考えずにそのままにした

次男が2ヶ月半入院して、そのときに、1日1500円という少額の入院給付金を戴いた

18歳で、学資保険が切れるとき、契約したときの人というのでは無く知らない保険外交員の人が教えてくれた

もう、この会社の保険は入れないので、もしかしたら他の保険会社なら入れるかもしれないから、うちの会社はこれで終わりですね・・・

なるほど・・・
その後、夫の姉が、保険の外交員を始めた
そのとき、結局家族全員の保険を入り直したのだけれど
次男の保険に入ることが出来るかどうかを本部に問い合わせをしてみた

丁寧なお断りの手紙が届いた
脳梗塞や、脳内出血を起こしたら入れないのだと言うこと

その後も、外資系の保健なら入れるという話を聞いたことがあるけれど、実際、受け取るところまでの年月が過ぎていない
実績が無い

電話相談の度、子どもさんなら、保険を掛けたつもりでお金を預金するしかないわねと話し、親の保険金がお子さんに残るように考えるくらいしか・・・と言っている

一番困るのは、結婚している男性が患者さんで、お家を建てるとき、ローンが組めないということになるらしい
生命保険に入るのがローンの条件のような

ある人は、仕方が無いので、お兄さんの名義と言うことで家を建てたという人も居た
こういう困りごとは他にも、きっと税金の問題とかいろいろあるだろうが・・・仕方が無い

2歳ぐらいで発症した子どもさんのママは、学資保険にまだ入っていなかったから、もうはいれないと残念がっていたけど

保険会社は、損をしないように出来ている
この際こっちから保険なんて嫌いだとせっせと預金していった方が良いと思うようにしたい
現実、預金なんて出来ていないのが情けないけど^^;

作品名:もやもや病 7 作家名:とことん