もやもや病 7
63 ことば
仲良くしている人だから、気を許した言葉だっただろうというのはよくよく承知している
でも、やっぱり言ってはいけない言葉が有る
私は失言したことがない…なんて言う訳じゃない
それどころかしょっちゅう言わない方が良いこと、言葉が足りずに中途半端に言ってしまったこと
言葉が多すぎて余計なことを言ってしまったこと…いっぱいある
ごめんなさい
お調子者っていうのもあって…これは次男と私と似てるのかな…しょうもない
結婚して、はじめて、夫の母に謝ったことがあった
義兄嫁が、母に何か母のいやがることを言ったとき、あら、○○さんだってそう言っていましたよ、と私の名前も出したらしくて
私は、ただ話を聞いて笑っていただけだったことのはずなのだけれど…
それでも、母が怒っていると、夫に聞いて謝りに行った
その時言われたことばが…覆水盆に返らず…なんだからって…
それ以来この言葉を忘れたことはないのに…
でも、しょっちゅう、ああ、失敗した、妙なこと言ったと思うことばかり…
自分の反省は反省として
ここで書いても良いかどうかと思いながら…書いちゃう
次男の頭痛のこと
○○先生が、頭痛のデーターを集めているらしいとある人から聞いたとき
行ってみたら?と言われた
私は、そのままその場を聞き流したけれど
夫はそういう話に乗ってみたらいいじゃないかと、私に言った…
滅多にない背中を押してもらった気分で
少し遠いところに行った、検査入院…
手術を決めてきたからと報告したら
あら、本当に行ったの?
私はその言葉を気にしないようにした
前向きに、出来ることがあるならと思ったから
手術が終わって、終わったからと話をしたら
あれからどうしたかと思って心配していたのよ
それが余計に本当は行かない方が良かったように聞こえた
私が言ったから行ってしまった訳じゃないのよね…というような話し方もあった
私は、多くの方の電話相談を受けて
どなたかに、このような思いをさせることがなかったかどうかと思ってみた
相談の後、報告はほとんど無かったから
情報として伝えた病院に行ったのかどうか
行ってみた結果は良かったのか、それとも話と違ったのか…
私の話と違うじゃないかという思いが多くあって、報告がなかったのだとしたら、悲しい…
次男の頭痛は、相変わらずだ…
でも、検査の結果がもしも良かったら、ここに血流がたくさんあって良いようだと先生の説明があったら
次男の頭痛は軽減されるのだろうか…
それは、詐病とか、気のせいとかじゃなく
頭痛はストレスだって原因として多いことだから
安心できる言葉が有ったら自信が持てたら…
そう願っているのだけれど…
大昔
皆さんが、○○病院で手術を受けるというので、私は子どもを連れて△△病院に行ってきます
△△病院だって、同じように良いと信じていますから
そういわれた親御さんが居た
自分の子どもで、試しにどこどこの病院に行くなんてできることじゃなかったと思うのだけれど