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もやもや病 3

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28 もやもや場病の症状

もやもや病のことを書きながら、その症状のことは・・・

次男の場合は朝戻してお腹が痛い・・・子どもはお腹が痛いというのかもしれない
頭が痛い・・・というのがはじまり

なんにもないところでつまずいて、おっとっと・・・という場面が多かったり

そして、脱力・・・鉛筆が持てない
このとき、総合病院でてんかんと診断されてしまったけど、TIA一過性脳虚血発作とわかっていたら脳室内出血になる前になんとかなったんじゃないかと思う

ラーメンを食べるとき、フーフーと吹いてさましながら食べると、脱力発作などの症状が出る場合があるというのは、医大生の試験の問題になっているそうだ・・・この場合なんの病気が疑われるか・・・と言うような

次男は、自分でそれを経験していたのでは無いかと思うけど私たちは気がつかなかった、ラーメンがのびきるほど時間を掛けて食べていたのは、もしかしたら経験からくる自己防衛
前の晩が、出かけたついでに立ち寄ったラーメンが夕食だったりすると、次の日学校を休むことが多かったから
前の晩しっかりご飯じゃないとダメだと思い込んだ私
だから我が家の夕飯に麺類が出ることはなかった、いつもご飯

でも、きっと違ったのに・・・脱力発作か何かあったんじゃないかと

この症状は、ようするに、脳卒中
お年寄りの病気だと思っていた脳梗塞や脳内出血が、0歳から起こるということ

だから症状としてはお年寄りの脳卒中とほとんど同じ

でも、赤ちゃんや3歳児5歳児、10歳と、子どもであるが為の脳卒中はかなりしんどい

頭の血管が詰まっていて働かないことで、もやもや血管が頑張って補うのだけれど、限界がある

血流が足りないと言うことがどういうことかって
5歳の子がおもちゃをかたづけない、ママに叱られる
幼稚園で、10まで数える必要があるのに、10まで数えられない
弟をかわいがらずに泣かせてばかり居る

その子がもやもや病で、直接バイパス手術をした直後、入院中にママからの連絡
聞いてください、20までの数を数えることが出来たんです
ベッドで遊んでいたおもちゃを自分で片付けたんです
弟と遊んであげてるんです

もう少し大きな子どもになると、学校の成績という他のこと比べる物があったりするけれど、5歳くらいの子に通知表はないわけで、具体的な姿として、ママは血流の大切なことを実感したし、今まで叱ってきたことはみんな病気の所為ということばかりだったと思ったそうだ

学力の低下というか、知的レベルの低下は、親を慌てさせる
私の次男は、脳室内出血と脳梗塞で、3歳児に戻った
10歳5年生の子が、1+1がわからなくなる・・・どうしようと思った・・・
まあ、発達が停まっているのではなく、時間を掛けて進んでいくから、知的しょうがいというのではなく、少し後退してしまっても又元に戻っていく血流さえ補えれば

作品名:もやもや病 3 作家名:とことん