小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
アリス・スターズ
アリス・スターズ
novelistID. 204
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

音ゲな僕らの青春記録

INDEX|12ページ/18ページ|

次のページ前のページ
 

 画面が切り替わって、グラフとなにやら数字が現れた。言うところの、結果画面というやつだ。僕側と息吹側に「CLEAR」という表示がされているから、とりあえずよかったのだろう。聞いてみると、ゲージの緑と赤の境目が、クリアと失敗の境目らしい。
 左を向くと、息吹が驚いた顔でこちらを見ていた。
「すごいね、初めてでここまでできるなんて。」
 いわゆる、筋がいいということなんだろうか。たぶん、これは喜んでいいことなんだろうけど、それどころじゃない。もうすでに2回目の選曲の画面が表示されていたからだ。
 画面を指差すと、息吹も気付いたようでこう言った。
「じゃあ、次はもう少し難しいの行ってみようか。」

 その次に選んだ曲は「DoLL」だ。これは難易度3段階のうち、中間の「普」に分類されている。この曲を作った人も、このゲームにいろいろ曲を出しているらしい。