小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

遅くない、スタートライン 第3部 第5話10/14更新

INDEX|5ページ/14ページ|

次のページ前のページ
 

パパは商店街の人と話をしていたそうだ。年末の商店街の餅つき大会に出るらしくて(笑)ここの住人じゃないのに。でるのぉ?パパ…( *´艸`)

あっくんは買ってもらったプラモの箱を嬉しそうに見ていた。そこの模型屋さんはテラス席があって、テラス席はフェンスに囲まれていた。パパもそこなら自分の目も届くし、青年会の人と話をしていた。フェンスの隙間から、商店街のお店も見えるし、この地区は防犯対策がしっかりしている。各お店の出入り口に防犯カメラも設置している。

でも…フェンスの間は観葉植物やお花を置いてるところがあるので、商店街を通る人からお店の様子もわかることもある。あっくんもちょうど…フェンスの間にいたのだろう。あっくんは気づかずにリュックの中を手で探って、非常食用のチョコクッキーを食べていた。もちろん、パパに許可をもらってからだ。

チョコクッキーを食べている…あっくんをずっと見ていた人がいたそうだ。模型屋さんのお向かいの魚屋さんの徹さん(青年会部長)が不審に思い、様子を見ていた。あっくんは徹さんの顔を知っているので、徹さんに向かって手を振った。あっくんを見ていた人は自分に手を振られたのかと思い、ビックリしすぐにその場を離れたらしい。