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紀之介
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立っていたのが。(双子と三つ子)
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「かぁ~。電話で言われた通り、たぁと なぁを連れて来たよ~」
廊下の角から現れた、3人の女生徒。
いずれもが、私と瓜二つでした。
「だ、誰ちゃん?!」
「あなた…佳子さんじゃ無いですよね?」
姿形が同じ4人が立ち竦みます。
隠れていた佳子さんが、亜子さんの手を引いて現れました。
「姉さま方、転校生の華ちゃんです♡ 私達にそっくりでしょ?」
作品名:
立っていたのが。(双子と三つ子)
作家名:
紀之介