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紀之介
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立っていたのが。(双子と三つ子)
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「お2人は…双子さんなんですか?」
同じ顔の一方が微笑みました。
「私は、紀伊佳子。で、こちらが妹の亜子ちゃん。」
「ほ、穂積華です…」
亜子さんの隣から、私の横に移動する佳子さん。
「世の中には、自分そっくりな人間が3人はいるって…言うじゃない?」
頷いた私の腕に、佳子さんが腕を絡めます。
「コンプリート…させてあげる♡」
作品名:
立っていたのが。(双子と三つ子)
作家名:
紀之介