過ぎゆく日々
ダンス・パフォーマンス
「U・S・A」が話題となり、よくテレビで見かける。子どもたちの間でもさぞ流行ったことだろう。何より楽しそうで、その場が盛り上がる。
少し前の「恋ダンス」「恋するフォーチュンクッキー」なども年齢問わずそれなりに楽しむことはできるだろうが、マイケル・ジャクソンのムーンウォークや「R・Y・U・S・E・I」のステップなどはプロの技に見惚れるしかない。
そして、金八先生で目にした「よさこいソーラン」はとても心に残っている。クラスの仲間で踊る姿は感動的だし、自分も子ども時代にぜひ経験してみたかった。
今や中学ではダンスが必修科目になっているようだし、部活動としても地位が確立しているようだ。あの高校生たちによる「ダンシング・ヒーロー」はなんともユニークな上、実に見事だ!
それにしてもダンスがこのように世間を席巻するとは正直思いもしなかった。そういう意味では漫画と似た道をたどっているように思える。文化とはあらゆる方向へ発展していくものなのだろう。
学校でのダンスといえばフォークダンスだった私たち世代―― 「マイムマイム」や「第三の男」が遠くかすれていく。たいがいのことは昔懐かしく思うが、ダンスだけは今の方が断然いい。若者に戻って仲間たちとぜひ踊ってみたい。