詩⑭
自分の能力の有無に縛られてた。
過去の自分との決別が出来ないまま
切磋琢磨する社会人に踏んづけられて
そのまんまでもいいって思ってた
何すべきか模索しても答え見つからなくて
夕飯食べながらぼたぼた涙流した
死にたいなんて可哀想ぶって
自分傷付けて立ち上がれないままに
日々を過ごしていく 味覚さえ失われ
覗いた階下が素敵に輝くんだ
導かれるままに飛び込めたらなあ
柵によじ登る 薄暗い夕方
僕には何が出来るんだろう
僕には何が残されてるんだろう
僕の心は空のままぐしゃぐしゃ
何を信じて何を疑うべきか
今のままじゃ何処にも行かれない
何も目指せないって知ってるんだ
襤褸切れ(ぼろきれ)の心に
少しばかりの手当てをして
前進出来るまで 力蓄えてく
無駄なことなんか無いから
苦しむ事も辛い事すべて
絶対また笑えるから