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ねとげ~たいむ・エキスパート!!

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 でもそこへお姉ちゃんが駆け付けて来るといじめっ子をボコボコにして泣かせて追っ払ってしまった。
 そしてお姉ちゃんはボロボロになった袖の手を伸ばすと私ににっこり笑ってくれた。正直その時は嬉しかった。
 するとテリオさんが言って来た。
「ルナ、姉妹だからってやって良い事と悪い事があるんだから…… 一言言うべきだったよ」
「分かった。分かったわよ…… コロナ、ゴメンなさい、言うのが遅れてたわ」
 お姉ちゃんは両肩を落としながら私に謝った。
「うん、分かった」
 テリオさんに言われて正直に謝ってくれれば良い。
 私はお姉ちゃんを許す事にした。そして技の名前もそのままにして良い事にした。