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普通の社会人
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駕与丁公園

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2016年4月12日、今日も午後から駕与丁公園へ。
今日の駐車場も平日とあって5割ほど。
駕与丁公園には、大きな橋がある。
「かよいちょうおおはし」と名の付いたこの橋は、行けの両端を結んでおり、橋の道はデッキではなく舗装してある。
橋の真ん中は円状になっており、テーブルと椅子が設置してある。
さらに水際まで下りることができる階段もある。
橋の幅は人が4名から5名ほどが同時にすれ違うことができるくらいだ。
橋の上はそよ風が吹いていて気持ちよかった。
今日の客層は、子連れや犬の散歩も多く、昨日よりバラエティに富んだ人々が集っていた。
昨日はほとんどいなかったが、今日は遊具で遊ぶ子供たちも少しいて、公園内全体が明るくにぎやかな印象を受けた。
帰り際の駐車場で、すれ違った子供が「お墓がある!」と母親に言っていた。
母親は、「お墓もあるさ」と諭すように返答していた。
確かにお墓がある駐車場に車を止めるのは、普通の感覚なら若干気が引ける。
しかしお墓も現実にそこに存在するのであって、お墓参りする家族も実際に存在するのだ、と考えると、別段不吉な感覚も薄れていくのである。

作品名:駕与丁公園 作家名:普通の社会人