駕与丁公園
2016年4月19日、今日は午後から駕与丁公園へ向かった。
バラ園のバラの様子が気になるからだ。
駐車場に到着すると、3割ほどしか車がなかった。
今日は少ないのかな、と公園内に入ると、早速10人ほどとすれ違った。
県道側の池沿いには、ツツジが咲いている。
咲っぷりはまだ5割ほどだが、ピンクと白、そして葉の緑色がバランス良く配色されており、絵が得意ならこの景色を描きたくなるだろうな、などと思いながら眺めていた。
池の水位は昨日の雨でやや高め。釣り客も多く、20人ほど見かけた。
バラ園に到着すると、入り口で青いリードを付けた子犬が一匹佇んでいる。
私と目が合うと、トコトコと歩き近づいてきて、私に懐いている。
懐かれてどうしようもなく困っているところに、飼い主の女性が「すいませーん」と言いながら近づいてきた。
女性は片手に赤色のリードを持っている。
どうやらもう1匹を世話していたら、青いリードの方の犬が単独行動をしたようだ。
私は地面に落ちていた青いリードを拾い、飼い主に手渡した。
しかし犬の世話というのも大変である。
餌やトイレの世話、さらにほぼ毎日散歩に行かなければいけないとなると、赤ん坊の世話と共通する部分があるのではないか。
駕与丁公園でもたまに、赤ん坊を連れて犬の散歩をしている母親を見かけるが、大したものである。
よほど世話好きなのだろう。
好きでなければ、自分以外のほかの生き物の面倒を見るということは辛いはずだ。
私とは根本的に性格が違うのであろう。
バラ園内に入ると、一番手前の花壇に数輪、バラが咲いていた。
まだほとんど蕾だが、徐々に咲き始めているのだろう。
ほかの花壇も数輪ずつ咲いているようだった。
また来週来たら、いい具合に花壇が色づいているかもしれない。