私は夢見る夢子 エッチな夢を見る
そよ風の中、暖かい河原、誰もいない・・・二人きり・・・トロンッ・・・
あ~ 寝ちゃいけない(寝てるのに)
「石とお友達になりません?」小栗旬似の彼はドラマみたいに言ってくる。
「ええ、なれるの?」
私は思いっきりヒロインぶってるが山歩きのせいでパンツは湿り気持ち悪かった。汗をかいてる。
「いい方法教えますよ。そこに寝そべって」
「えぇ~、こんな所で?」
私はまさかここでするんじゃないかとドキドキした。
エッチな妄想は得意とするところだ・・・。
私は淑女のようにパンツが気持ち悪いのも忘れて寝そべった。
「ほら、温かいでしょ」
「ほんとだ。岩盤浴みたいね」
「目をつぶって」
小栗旬似の彼が言うと、催眠術にかかったみたいになんでも言うことを聞いてしまう。
私は目をつぶった・・・・ドキドキ。
まさか、キスでもしてくるんじゃなかろうか・・・。
私はそよ風の河原でイケメンに言われて目を閉じて、次を期待した。
「んっ?」
股間を閉じた股の窪みに軽い重みを感じた。
薄目をあけて見た。
まさか・・・
小栗旬似の彼は私のあそこで石を積み始めたのだ・・・(気色わるぅー。。。いや気持ちイィー)
「あの~~・・・何を?」
「石とお友達になれる方法ですよ」
イケメンが言うとキザでも変態でもない。
「動いたらダメですよね」
「もちろん!じっとしててね」
しててね・・しててね・・だって。そんなこと言われてもこそばゆい!
あそこが・・・石の重みもあるけど、太陽で暖められたぬくもりがじんわり・・・・
やだ、やだっ・・・感じちゃう
これって・・・石とお友達になってるのかしら?
私はあそこがジュンとして、思わず腰を動かしてしまった。
せっかく彼が3段目までぐらい積んだ石はあっけなく落ちた。
「ご、ごめんさい!」
やだ、ごめんなさいも興奮してちゃんと言えない。
「やっぱりね・・・」
ニヒルに笑う彼はそれでもカッコイイ。
でも、なにが「やっぱりね」なんだ?
「コラーッ、メス豚っ!じっとしてろと言っただろっ!」
ひっ!・・・・こわ~~い~~~
なんなのよ~~~、この人・・・。
「じっとしてろ!」
それもドラマのセリフみたいにかっこよく決めないで・・旬ちゃん・・・。
私はそれから旬が積む(なんで呼び捨てなんだ?)石を股のあそこにうず高く積んだ。
ジッとしてた・・・。
ジュンとなってた・・・。
怖いけど、濡れてしまった。汗以外で・・・。
「ほらなっ、出来ただろ」
また、甘い顔で言う~~~。もう、いやいや、早く来て・・・。
私は小栗旬似のイケメンのお兄さんにもう身体も心もメロメロだった。
それから、積んだ石をどけると彼は「そのまま、待ってな」と言って
そこら辺の石ころを見て探し始めた。
私は心地よい河原に寝て、彼が次に何をするのか期待した。
「あった、あった。これはちょうどいいかもな・・」
「な~に?」
私は彼が手に取った、細長い三角形の石を見た。
人差し指ぐらいで丸みを帯びているが、そんなの入れちゃいやいや・・・。
「やだぁ~、石なんか入れたくな~い」
私は妄想が過ぎる女である。おまけにエッチですけべだ。
「何言ってんだよ、そんなことするわけないじゃないか。馬鹿じゃないかあんた」
馬鹿じゃないかあんた・・・あ~~ん、いい男に言われると濡れるぅ~~。
夫だったら張り倒して、蹴りを入れてやるところだ。
旬は(だから、なんで呼び捨てなんだ?)私の股間にその石を置いた。
「ほら、ぴったりだ」
何がぴったりなの?
旬は私が閉じた股の筋目に沿って、埋め込むようにその石をピタッとはめてきた。
汗ばんだパンツとジーンズ、二枚の布地を通して、私のクリトリスを刺激する。
じわぁ~~っと温かく、旬の石での愛撫・・・。
「もっとこうかな?」と言いながら旬は私のあそこにグリグリ三角形の角を当ててくる。
膨らんでるクリトリスが泣いちゃう、泣いちゃう。
正直、もう、おマンコ ぐちょぐちょ。
「なんだ、お姉さん感じてるの?」
いや~ぁ~、私を見ないで・・・こんな恥ずかしい私を・・・。
「だから言ったじゃん、お友達になれるって・・・石と」
あくまでも小栗旬に似ていると思うのは私の妄想癖であり、ただの願望だ。
その旬がそう言うから、私は身を任せ・・・・・イッてしまった。
ジュン・・・
いやぁぁぁぁぁ~~~~~~
「ほら、わかっただろ?石の気持ち」
私は顔もあそこも泣きながら、ウンウン頷いていた。
「じゃ~な」と言って、股間に石を挟んだまま寝ている私を置いて旬は立ち去っていく。
「置いてかないでぇ~~。私も連れてって~」
私は映画のラストシーンのように手を伸ばし、すがろうとした時・・・・目が覚めた。
そして、やっぱり私の下着は予想を裏切らず・・・濡れていた。
「もう・・・・旬ったら~~」
私は夢見る夢子。エッチな夢を見る。
石頭の亀頭・・・終わり
(さらに つづく)
作品名:私は夢見る夢子 エッチな夢を見る 作家名:股野 特大